神さまのいうとおり

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　会社を辞めて専業主夫になった父の事が恥ずかしくて、素直になれない友梨。そんな父が農業をやりたいと言い出して…
　友梨を中心としたオムニバス連作短編集。

　友梨の幼なじみの瑛人、わだかまりがあった友人の芽依、ひいおばあちゃん。「迷信」と言われる物が何らかの形で関わってきて、読了後はほんわかした気持ちになれました。
　友梨と瑛人の友達以上恋人未満な関係が可愛かったです。

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会社を辞めて主夫になった父親。そんな父親が
恥ずかしい思春期の娘。何も相談してくれない
夫との関係に悩む母親。一家は曾祖母の住む
田舎に引っ越すことになり…。

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とても和やかな気持ちで読了
ちょうど実家に帰省してて
穏やかーな気持ちだったし
迷信とか言い伝えとか
あったよなーって家族と話したり
とにかくこころがやわっこくなる
健やかストーリー

しかしそれゆえに
来年には内容忘れてそうな…

いまこの時に
よい心持ちになれたので
それでよしとする
そんなわけで星３つ

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高校生の友梨は、仕事を辞めて主夫になった父親が恥ずかしい。本当は、野菜作りに挑戦したり、家族のために栄養を考えた食事を作ったりする姿を認めているのに。でも、家族みんなで田舎に引っ越したことで気持ちも変化していく。
それにしても、ひいおばあちゃんのおまじないがすごい。なくなったものが見つかったり、人形や背中につけた刺繍が身代わりになってくれたり。おまじないが効くのは、愛する人の無事や幸せをを願う祈りの気持ちがこもっているからなのかな。
私は絡まった毛糸をあっという間にほどいてしまう呪文をぜひ試してみたい。
心が柔らかくなる物語だった。

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日常の生活の中で昔から言い伝えられているものには色々な習わしや風習があるものだ、小生の母親にも１つある事を読んでいて思い出した。毛糸で編み物をしていた時、毛糸が絡まった時フーフーと息を吹きかけ操作すると絡まりが解けると吹きかけていた事を思い出した。

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古くから伝わるおまじないや地元の風習は、案外後世に残されていくものである。友梨の曾祖母や人形屋敷のハッちゃんは要。また祖母ではなく曾祖母という設定も、言い伝えに信憑性を与えていた。

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心温まる話し。
昔ながらの言い伝えを現代の高校生を中心に展開していく話し。
主人公の女子高生が素直だから、成り立つストーリーではあるんだろうけどね。
今時、こんな女子高生いるのかね。

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会社を辞め主夫となった父と、それを受け入れられない娘、2人の間に挟まれた母。一家は母の曾祖母の元に移住し農業をすることに。様々な局面で表れる言い伝えや風習、まじないの類を、最初はあまり信じていなかった娘は……といった内容の6話からなる連作短篇集。もっと辛気臭い話かと思っていたが、からっと明るい感じで楽しく読めた。しかし、登場する言い伝えやまじない、どれも知らなかった(-_-;)。

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冒頭パラ読みして、なんだか荻原浩みを感じたので、（これ好きかも）と思って手に取った。結果、もっとほわりんとした感じ。読後ググったら、ラノベ作家さんなんですね。時代とともに廃れゆく、もともとは意味のあったおまじないや迷信がキーになっているので、タイトルからとても良い。全体つながっているけれど、全六話。
橋の下の幼なじみ／縁側の縁／猫を配る／絡まりほどける／虫の居所／背を守る糸
善人しかでてこない（多少こじらせ感は皆あるけれど）ので、万人にオススメしやすい世界観。自分のことはうまくコントロールできなくて、持て余して、でもだれかを思いやる気持ちがあって、それが通じる時間もあって。ココロ荒んでるときだとちょっと素直に読めないかもくらいのほわりん和み界。消えてほしくない迷信は世にまだまだあるだろうから、続編も期待しちゃうな。やさしい物語を欲している方にオススメ。

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どんなものにも神様が宿っている、そんな感覚の中でむかしの人々は生きてきたのだろうなあ。
私も子どもの頃、祖母はいなかったが母からそんなことを言われて育った。
人々は自然の恵みに感謝しながら日々の生活を営んできたのだろう。
今はそういうことを伝えていく人もいないし、バカバカしいと思ってしまうのだろう。
本当に神様がいるのではなくても全てのものに感謝しながら、ものを大切にする暮らしというものが大事なんじゃないかなあ、と改めて思った。
私はこういうことを孫達に伝えていかなければならない立場になったんだね。

第3話の｢猫を配る｣がよかった。心を許せる友達に武は出会ったのかもしれない、猫のお陰で。

ところでは私はいまだに新しい靴は午後からはおろせない。

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最初は少し、怖いお話、、？
と思って読んでいましたが、
感じていた不思議さの正体は、
怖さではなく、目に見えないものの力強さでした。

言い伝えとかおまじないって、そんな訳ないって思うことだらけだけど、
それを通して誰かの幸せを祈ったりすることや、人の心を軽くしてくれること自体に意味のあることだったんだなぁ

優しい人がたくさん出てきて、あったかい気持ちになりました☺︎

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思春期の娘は、会社を辞めた父が恥ずかしい。
何の相談もない夫との関係に悩む母。
バラバラになった一家は、曾祖母の住む田舎へ引っ越す。

そこで救ってくれたのは、昔ながらの言い伝えであり、知恵であり、おまじない。

確かにどれもが安心できるお守りだと思う。

小さい頃から転んだ時に「痛いの痛いの飛んで行け〜」って言ってたな。これもおまじない⁇

おばあちゃんの知恵もとても役立つもの。
これも伝えていかないと無くなってしまうのかなぁ。

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おまじないや伝承を絡めた短編。

非科学的だと言わずに、いつまでも大切にしたいと思わせてくれる。
心が温かくなる小説。

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会社を辞めて主夫になった父親。そんな父親が恥ずかしい思春期の娘。何も相談してくれない夫との関係に悩む母親。一家は曾祖母の住む田舎に引っ越すことになり…。

心穏やかに読めた。