- みんなの評価
- あなたの評価
評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/07/22
- 出版社: 創元社
- サイズ:21cm/58,386p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-422-11765-2
読割 50
- 国内送料無料
紙の本
パウリの夢 C・G・ユングの夢セミナー
著者 C・G・ユング (著),スザンヌ・ギーザ― (編),河合 俊雄 (監修),猪股 剛 (訳),長堀 加奈子 (訳),宮澤 淳滋 (訳),鹿野 友章 (訳)
ノーベル賞を受賞した賢人として知られる一方、内面的には深刻な問題を抱えていた物理学者パウリ。彼が見た夢やヴィジョンを、臨床的な寄り添い方でユングが分析していく、伝説的な夢...
パウリの夢 C・G・ユングの夢セミナー
C・G・ユングの夢セミナー パウリの夢
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
ノーベル賞を受賞した賢人として知られる一方、内面的には深刻な問題を抱えていた物理学者パウリ。彼が見た夢やヴィジョンを、臨床的な寄り添い方でユングが分析していく、伝説的な夢分析セミナーの記録。【「TRC MARC」の商品解説】
ヴォルフガング・パウリは、ユングとは共著を発表するほど親交の深かった人物で、ノーベル物理学賞を受賞した賢人として知られている。しかしその一方で、母親の自殺後に精神的な不調をきたし、アルコール依存の傾向が強まるなど、内面的には深刻な問題を抱えていた人物でもある。そんな危機をユングとユング派治療者の関わりによってパウリは乗り越えていくのだが、そこで大きな役割を果たしたのが、彼自身が見て記録していった夢やヴィジョンだった。本書は、1936 年から1937 年にかけてユングがパウリの夢について詳細に検討した、伝説的なセミナーの記録である。
このパウリという症例は、ユングが古代の心的状態や東洋の精神修養からヒントを得て発展させた心の全体性について教えてくれるものであり、それと同時に、古代人でも東洋人でもない現代の西洋人にとって、そもそも個性化がどのように可能なのかを示してくれた希有な例である。そこには、外界へ向かう啓蒙された知性と、内界へ向かうスピリチュアルな感性とが、一つにあいまって躍動している。
また、本書のもう一つの大きな意義は、英語で語るユングの姿が浮かび上がるほど、ユングの話し言葉がそのまま記録されている点にある。ユングの他のセミナーに比べて、本書は事後的に理論的編集がほとんど加えられていないため、ユングが心の流れに任せて語る姿が生き生きと現れている、貴重な一次資料だと言える。【商品解説】
目次
- 監修者によるまえがき
- 謝辞
- 序論
- 文献略語一覧および凡例
- ベイリー島セミナー 一九三六年
- 第一講
- 第二講
- 第三講
- 第四講
著者紹介
C・G・ユング
- 略歴
- 〈C.G.ユング〉1875〜1961年。スイス生まれ。精神科医。深層心理学の開拓者。自らの体系を分析心理学と称し集合的無意識、元型といった概念を提唱。著書に「赤の書」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む