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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/06/21
- 出版社: 花伝社
- サイズ:21cm/254,50p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7634-0972-0
紙の本
デジタル馬鹿
【フェミナ賞(2019年度)】リモート授業、1人1台のコンピュータ、デジタル教科書…。教育のデジタル化は何をもたらすのか。デジタルネイティブは“新人類”か“馬鹿”か。デジ...
デジタル馬鹿
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商品説明
【フェミナ賞(2019年度)】リモート授業、1人1台のコンピュータ、デジタル教科書…。教育のデジタル化は何をもたらすのか。デジタルネイティブは“新人類”か“馬鹿”か。デジタル化の熱狂に冷静な視点で警告を鳴らす。【「TRC MARC」の商品解説】
フランスでベストセラーとなった問題作
2019年度フェミナ賞受賞
膨大な研究データから導きだされる、現代人の危機
大量の「画面」が生んだデジタルネイティブは、“新人類”か“馬鹿”か
リモート授業、1人1台のコンピュータ、デジタル教科書……
教育のデジタル化=「GIGAスクール構想」は何をもたらすのか
加速するDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進の時代に問う、警告の書!
認識神経科学の専門家である著者・ミシェル・デミュルジェが、世界中の1800点余りの文献を元に、科学的に実証されたデジタルの悪影響の数々を明確に提示する。
・スマホ画面が見えるだけで、人の集中力は6分以下しか持たない
・教育ビデオは無意味、講義に関するものも悪影響
・1時間のスマホで8人に成績順位を抜かれる
・デジタル教育の効果があるのは上位5%だけ
……など、デジタル推進派には驚きの研究結果が並ぶ。
新型コロナ感染拡大による前倒しも検討されている日本の「GIGAスクール構想」を考える上でも必読。
最終章ではデジタルとの付き合い方、子どものいる家庭で取り組めることを「七つのルール」にまとめて提示。教育関係者からデジタルに囲まれて暮らす現代人、子育て中の方まで。
フランスで8万5000部売れたベストセラー(フェミナ賞特別賞)。【商品解説】
目次
- プロローグ 「デジタル革命」はチャンスか
- 第一部 デジタルネイティブ神話
- 第二部 使用法
- 第三部 影響力――デジタルに育てられた若者たち
- 教育――「画面」は成績を上げるか
- 発達――人間関係、言語、集中力
- 健康――もろい器械としての脳
- エピローグ 基本的な七つのルール
著者紹介
ミシェル・デミュルジェ
- 略歴
- 〈ミシェル・デミュルジェ〉1965年生まれ。専門は認識神経科学。フランス国立学術センター研究員、同国立衛生医学研究所所長を歴任。
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紙の本
母子手帳と共に
2022/02/12 20:48
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pascal - この投稿者のレビュー一覧を見る
デジタルデバイスがここまで普及すると、避けて通るのは難しい。まして、特に子ども相手の商売となると、保護する大人がそれなりの(いや、かなりの)知識を持っていないと簡単にダマされてしまう。そしてその被害者は子どもであり、その被害を取り戻すことは出来ない。
この本は、学校の図書館に置いて家庭科などの授業で紹介して欲しい。母子健康手帳とともに配布して欲しい。せめて「エピローグ」の部分だけでも抜粋して載せてもらえないだろうか。そんなことを考えた。
そしてそれは他の本でも触れられているが、かのスティーヴ・ジョブスでさえ、自分の子どもにネット接続を禁じていた(他のIT関係者も)くらい、子どもの脳には有害なものだということ。下手に人工のものに触れさせることのないよう、大人も「手抜き」をしないようにせざるを得ない。そう思える一冊ではないかと思う。