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商品説明
智異山周辺での活動を再開した寛洙は官憲に居場所を知られる危険が生じ、釜山を離れる前に娘を連れてカンセの家に行く。明姫は悲惨な結婚生活からは逃れたが、心の平穏を得られずにいた。韓国を舞台にした民族史的長編ロマン。【「TRC MARC」の商品解説】
智異山周辺で独立運動が新たな局面に入ろうとしている
吉祥の帰還で物語はどう動くのか
14巻 あらすじ
吉祥が出獄する直前、西姫は東学の流れを汲む運動の資金として新たな土地を提供した。智異山周辺での活動を再開した寛洙は官憲に居場所を知られる危険が生じ、釜山を離れる前に娘を連れてカンセの家に行く。
緒方次郎、柳仁実、趙燦夏の三人は晋州の崔参判家に吉祥を訪ねた足で、統営郊外の学校に行き、教師となった明姫に会う。悲惨な結婚生活からは逃れたものの、明姫は心の平穏を得られずもがいていた。
仁実と緒方は愛し合っていることを確信しながら、その関係に混乱するばかりだ。金持ちになったが親や本妻を粗末に扱う斗万に、父は意外な通告をする。日本で働いていたヤムはやつれきって平沙里に帰ってきた。【商品解説】
目次
- 第四部 第二篇 帰去来
- 六章 誕生祝い
- 七章 寂寥
- 八章 母と子
- 九章 二人の女
- 十章 縁のない衆生
- 十一章 洗濯場
- 十二章 生き残るには
- 第四部 第三篇 明姫の砂漠
著者紹介
朴 景利
- 略歴
- 〈朴景利〉1926〜2008年。慶尚南道統営市生まれ。ソウル家庭保育師範学校(世宗大学の前身)卒。短編「不信時代」で『現代文学』新人賞受賞。韓国の女性作家の草分け的存在となる。
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