「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:教員
- 発売日:2021/08/18
- 出版社: 東洋館出版社
- サイズ:21cm/175p
- 利用対象:教員
- ISBN:978-4-491-04369-2
紙の本
理科は教材研究がすべて
子どもたちの興味・関心を引き出す役割を果たす教材。「エネルギー」「粒子」「生命」など、主に小学校中〜高学年の理科の教材研究の事例を、教師自身の振り返りも交えて紹介する。『...
理科は教材研究がすべて
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
子どもたちの興味・関心を引き出す役割を果たす教材。「エネルギー」「粒子」「生命」など、主に小学校中〜高学年の理科の教材研究の事例を、教師自身の振り返りも交えて紹介する。『理科の教育』連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
『理科の教育』の人気連載「教材研究一直線」がついに書籍化!
約50回の連載を迎えようとしている「教材研究一直線」。お茶の水女子大学附属小学校の田中千尋先生が、その飽くなき探究心で教材研究に臨む姿が人気を集めています。
誰でも手に入るような身近なものが、田中先生の鋭い着眼点や豊富なアイデアによって、子どもたちも大興奮の教材へと生まれ変わるのです。
輪ゴム、アルミ箔、豆モヤシ、エアコンフィルターのほこり……そして、なんと抜けた乳歯までもが教材になってしまいます。
価値のないものに価値を見いだすのが教材研究
身の回りにはたくさんのものが存在しますが、理科の教材として使えるものはあまりないように見えます。意識せずに素通りしてしまうことがほとんどではないでしょうか。
しかし、常にアンテナを張って周囲を見つめていると、優れた教材がたくさんあることに気が付くでしょう。
自然から学ぶ姿勢は、理科教師にとって不可欠なものです。そして、その姿勢が顕著に表れるのが教材研究であると言えるでしょう。
「わかりやすさ」よりも「学びやすさ」
書籍化にあたって、筑波大学附属小学校の辻健先生による新たな視点が加わっていることも注目すべき点です。それぞれの教材に対して、子どもたちの学びのポイントを「理科の見方・考え方」などの側面から分析しています。
子どもたちに教材を提示する上では、あえて「すき間」(=情報の足りない部分)を生かし、子どもが自ら深く考え、主体的に取り組むようにすることが大切であると言います。わかりやすく示すことで、かえって子どもの学びの深まりを妨げていないか、この視点はとても重要です。
露木先生が語る「教材研究」の秘技
田中先生の長年の友人であり、理科教育のプロフェッショナル 露木和男先生の特別寄稿も見逃せません。「秘技」とも呼べるような田中先生の奥深い教材研究について、露木先生流の深い分析を披露してくださいました。本編とあわせて読むと、納得すること間違いないでしょう。【商品解説】
目次
- はじめに
- 特別寄稿 「教材研究」の秘技
- 1 教材研究という営み
- 2 子どもたちにとっての教材の価値
- 教材研究から広がる理科の世界
- 【エネルギー】
- 01 輪ゴムで遊ぼう 〔輪ゴム〕
著者紹介
田中 千尋
- 略歴
- 〈田中千尋〉お茶の水女子大学附属小学校教務主任。同大学サイエンス・エデュケーションセンター研究員。
〈辻健〉筑波大学附属小学校理科教育研究部教諭。日本初等理科教育研究会役員。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
教材は身近にある
2022/08/14 15:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱんだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本の最初に、まず教員が自分で好奇心を持って研究することが大事だと書いてあり、田中先生ご自身が教材研究を楽しんでいらっしゃるのが伝わりました。
身近にあるものを使って教材研究をしているので、どこの地域でも授業活用しやすいかと思いました。
カラスノエンドウの教材のところは子どもたちの観察眼が素晴らしいな、と感じました。