「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/08/26
- 出版社: 草思社
- サイズ:20cm/374p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7942-2535-1
読割 50
紙の本
日韓「歴史認識問題」の40年 誰が元凶か、どう解決するか
著者 西岡 力 (著)
教科書問題、従軍慰安婦問題、戦時労働者問題…。日韓のゆがんだ関係をもたらしたのは誰か? その政治構図とは? 長年、日韓「歴史認識問題」の研究に取り組んできた著者が、謀略の...
日韓「歴史認識問題」の40年 誰が元凶か、どう解決するか
日韓「歴史認識問題」の40年:誰が元凶が、どう解決するか
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
教科書問題、従軍慰安婦問題、戦時労働者問題…。日韓のゆがんだ関係をもたらしたのは誰か? その政治構図とは? 長年、日韓「歴史認識問題」の研究に取り組んできた著者が、謀略の全歴史を解明し、その解決策を提言する。【「TRC MARC」の商品解説】
歴史認識問題というのは歴史問題ではない。歴史学上の問題ではなく、歴史上のある事象をどう認識するか、そして、それにまつわる二国間の政治上の争点をどう解決するかという問題である。著者は韓国および日韓関係史を専門とする学者で、1970年代の韓国への留学体験やその後の外務省での調査員としての体験、雑誌「現代コリア」編集、拉致問題「救う会」活動などを通じて、この半世紀ほどの日韓関係を自ら肌で感じてきた。それは今日ほどに日韓関係が悪化した時代はないという認識である。
ではなぜそうなったか。1980年代初めに教科書問題というものが起こった。戦前の日本の大陸侵略を政府の干渉で「進出」と書き換えたという毎日新聞の誤報を端緒に、韓国政府が日本に謝罪を求め、日本の援助を引き出した事件だ。さらに1992年に朝日新聞の慰安婦にまつわるこれも誤報(吉田清治ウソ証言)をもとにした悪意ある従軍慰安婦キャンペーン。2000年代から始まり、2018年に韓国最高裁で日本による賠償を認めた戦時労働者裁判(徴用工裁判)など、これらの攻撃に最も真正面から反論してきた著者によるこの40年間の総括が本書である。
誰が元凶か、どう解決するか、とサブタイトルにあるように、本書では慰安婦報道における元朝日新聞記者、植村隆、慰安婦=性奴隷説の国連への働きかけにおける戸塚悦朗弁護士、徴用工裁判における和田春樹東大名誉教授などの個人をそれぞれ一章を設けてその反日的活動を記録している。この40年の日韓の関係悪化は、こうした日本国内の反日左翼人が問題をでっちあげ、韓国へ持ち込んで韓国内の親北左翼と組んで問題を悪化させてきたという構図である。発火点は日本にあったのだ。この40年、あるいは1965年の日韓協約以降の55年の政治構図を、本書ほど明確に解説分析した本はないだろう。またそこから拉致問題がなぜ発覚しなかったのか、外務省の容共的姿勢の問題点など、周辺の諸問題にも重大な示唆を与えている。
そして本書の後半は韓国内保守派(自由民主主義勢力)の『反日種族主義』という本の刊行から始まる抵抗運動が少しずつ実を結びつつあること、それに呼応する自由主義的な日本の知識人が協力して、韓国の赤化をどう防ぐかの未来の展望に終わっている。【商品解説】
目次
- はじめに 日韓「歴史認識問題」の全体像
- 第1部 なぜ日韓関係はこんなにも悪化したのか
- 第1章 日韓「歴史認識問題」の起源と構造
- 歴史認識問題とは何か
- 日韓「歴史認識問題」の4要素
- いったんは「内政不干渉」で合意
- 韓国と北朝鮮の内政上の事情
- 韓国大統領の支持率アップに反日を利用
著者紹介
西岡 力
- 略歴
- 〈西岡力〉1956年東京都生まれ。筑波大学大学院地域研究科修了(国際学修士)。(公財)モラロジー道徳教育財団教授・歴史研究室室長。歴史認識問題研究会会長ほか。著書に「日韓誤解の深淵」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
KCIAを擁護する本
2021/09/10 23:58
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いくら「韓国からの通信」のような「世界」で連載されていた「韓国からの地下文書」?(今で言うと、自称韓国人シンシアリー某が日本人に媚びへつらう悪書の類で書くところの「韓国の実情」の描き方と酷似している)でKCIAが「独裁者朴正熙の手先」として槍玉に上がっていたから、と言って、その反動みたいにKCIAを擁護し過ぎだ。金大中が嫌いだとしても、金大中事件をKCIAによる「強制帰国」だなどと書いていたら、この人、北朝鮮による拉致に対しては激しく批判しているはずなのに、何を書いているのだろう?あの事件が日本での韓国のイメージを悪化させた事は世代的に知っているはずだし、何よりもKCIAと公安調査庁との関係が悪化したので北朝鮮による拉致事件の遠因になったと書いているではないか。KCIAによる拷問を「あっただろう」と書いているのが、何か朝鮮民主主義人民共和国マンセーという面々が北朝鮮を恐る恐る批判する時の描き方を連想してしまう。
MBCが著者と国情院の深い関係を報じたそうだが、本当なのだろう、と思えてしまう。