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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2021/08/10
- 出版社: 大阪公立大学共同出版会
- サイズ:22cm/238p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-909933-25-6
紙の本
アフラ・ベーンと演劇について ひとつの演劇論
著者 近藤 直樹 (著)
アフラ・ベーンの代表的な戯曲11篇を分析し、劇作家としての彼女の貢献を明らかにする。さらに彼女のドラマトゥルギーから作品を理解し、演劇というジャンルについても考える。【「...
アフラ・ベーンと演劇について ひとつの演劇論
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商品説明
アフラ・ベーンの代表的な戯曲11篇を分析し、劇作家としての彼女の貢献を明らかにする。さらに彼女のドラマトゥルギーから作品を理解し、演劇というジャンルについても考える。【「TRC MARC」の商品解説】
古代より連綿と続く演劇は、われわれを特別な――祝祭的な、と言った方がいいだろうか――空間に誘い続けているし、これからも誘い続けるであろう。演劇というジャンルを繙くことは、われわれ自身を繙くことになるだろう。われわれが舞台の上に見るのは、われわれ自身であるのかもしれない。舞台の上で演じているのは、われわれ自身であるのかもしれない。演劇を愛好するものであろうとなかろうと、われわれは演劇から目を背けることはできない。
本書は、イギリス17世紀の多彩な女性作家であるアフラ・ベーンの劇作家としての側面を解明すべく、彼女の代表的な作品11篇について論じながら、併せて、演劇というジャンルそのものへと考察を広げたものである。演劇論の文学史的俯瞰によってアフラ・ベーンの演劇を照射することが可能になり、また、彼女の戯曲と彼女の演劇への貢献を理解することによって、演劇の受容の新たな地平が開かれることを期待している。【商品解説】
目次
- はじめに(プロローグ)
- 第1章 『若き王』について−愛の神と戦いの神−
- 第2章 『強いられた結婚、あるいは嫉妬深い花婿』について
- 第3章 『流浪の男』に見る喜劇の空間について
- 第4章 現実と虚構と−『サー・ペイシャント・ファンシー』について
- 第5章 誠実に騙すこと−『偽りの娼婦たち』について
- 第6章 喜劇から離れて−『にせ伯爵』について
- 第7章 政治劇に隠されたフェミニズム−『シティの相続人』について
- 第8章 『ラッキー・チャンス』における喜劇性について
- 第9章 『月の皇帝』論−ファースの構造について−
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