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紙の本
まっくら 女坑夫からの聞き書き (岩波文庫)
著者 森崎和江 (著)
筑豊の炭鉱で働いた女性たちの声を聞き取り、その生き様を記録。自らへの誇りを失わず、真っ暗な地の底で過酷な採炭労働に従事した彼女たちの逞しさを生き生きと描く。【「TRC M...
まっくら 女坑夫からの聞き書き (岩波文庫)
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商品説明
筑豊の炭鉱で働いた女性たちの声を聞き取り、その生き様を記録。自らへの誇りを失わず、真っ暗な地の底で過酷な採炭労働に従事した彼女たちの逞しさを生き生きと描く。【「TRC MARC」の商品解説】
「女も男と同じごと仕事しよったですばい」「どんなことにでも堂々とむかってやる、こい」。筑豊の炭鉱で働いた女性たちの声を聞き取り、その生き様を記録した一九六一年のデビュー作。意志と誇りを失わず、真っ暗な地の底で過酷な採炭労働に従事した彼女たちの逞しさが、生き生きと描かれている。(解説=水溜真由美)【商品解説】
目次
- はじめに
- 無音の洞
- 流浪する母系
- 棄 郷
- 灯をもつ亡霊
- のしかかる娘たち
- セナの神さま
- ヤマばばあ
- 赤不浄
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「聞き書き」という手法
2023/05/28 13:14
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投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
炭坑労働者というと男性の世界とつい思ってしまうが、ある時期までは女性も炭坑で働いていた。1950年代後半に森崎はすでに高齢になっているかつての「女坑夫」たちの話に耳を傾けた。ジャーナリズムやルポルタージュとも異なる「聞き書き」という手法によってかつての炭坑やそこで働く人たちの生活がいかなるものかが浮かび上がってくる。