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紙の本
レトリックの戦場 加藤周一とフランス文学 (金沢大学人間社会研究叢書)
著者 岩津 航 (著)
若き日の加藤はフランス文学にどんな問題を見出し、実際に体験したフランスは彼をどのように変えたのか。戦後を代表する作家・加藤周一の軌跡を、フランス文学との関わりに焦点を当て...
レトリックの戦場 加藤周一とフランス文学 (金沢大学人間社会研究叢書)
レトリックの戦場
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商品説明
若き日の加藤はフランス文学にどんな問題を見出し、実際に体験したフランスは彼をどのように変えたのか。戦後を代表する作家・加藤周一の軌跡を、フランス文学との関わりに焦点を当てて検証。外国文学を読むことの意義を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
「レトリックの戦場で僕は之から戦おうと思ふ」ーー戦後を代表する『雑種文化』や『日本文学史序説』で知られる作家・加藤周一は、その青年期にヴァレリーをはじめとするフランス文学の論者として活躍した。ロマン・ロランやレジスタンス文学を経て、パリ留学後のサルトルまで、加藤はフランス文学から受け継いだレトリックを磨き、日本文化論へと応用していった。稀代の知識人の軌跡をフランス文学との関わりに焦点を当てて検証し、外国文学を読むことの意義を探る一冊。【商品解説】
目次
- 序章 フランス文学者としての加藤周一
- 第一章 ヴァレリーと象徴主義
- 戦争とヴァレリー
- 押韻詩の挑戦
- 反ロマン主義としての「象徴主義的風土」
- 『道化師の朝の歌』と象徴主義
- ヴァレリーから離れて
- 第二章 理性の文学
- 反翻訳主義
- 世界文学としてのフランス文学
著者紹介
岩津 航
- 略歴
- 〈岩津航〉パリ第4大学で博士号取得。金沢大学人間社会研究域教授。専門はフランス文学、比較文学。著書に「死の島からの旅」など。
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加藤周一とフランス文学
2023/01/24 13:26
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投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
加藤周一というと若い頃にフランス文学からの影響を受け、ある時期以降はあまりそれについて語らなくなったというイメージがある。本書は若き日の加藤がいかにフランス文学から影響を受け「レトリックの戦場」へ打ってでたのか。また直接には語らずともフランス文学にいかに向き合い続けたのを明らかにするものである。