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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/10/30
- 出版社: 以文社
- サイズ:21cm/337p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7531-0365-2
紙の本
マンガ版マルチスピーシーズ人類学 (シリーズ人間を超える)
著者 奥野 克巳 (編著),シンジルト (編著),MOSA (著),MOSA (イラスト)
人類学者が体験した、人間、動物、植物、微生物を含む多種間の濃密な交流とは? 寄生虫からヤマアラシ、ニホンザルまで、人間と多種の絡まり合いをマンガとともに解説する。「豊穣を...
マンガ版マルチスピーシーズ人類学 (シリーズ人間を超える)
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商品説明
人類学者が体験した、人間、動物、植物、微生物を含む多種間の濃密な交流とは? 寄生虫からヤマアラシ、ニホンザルまで、人間と多種の絡まり合いをマンガとともに解説する。「豊穣を占うバンバラム」など全8編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
文化人類学×マンガ、マルチスピシーズ民族誌×マンガ! !
これまでの人間中心主義的な記述を廃し、人間以外の「多種」との交流を描くマルチスピーシーズ民族誌。本書は、文化人類学における代表的な営みである「民族誌」の可能性を開く分野と、マンガという親しみやすい表現形式が出会った「マンガ版マルチスピーシーズ人類学」という新たな試みである。
20世紀にB.マリノフスキが唱えたフィールドワークのコアであるとされた「実生活の不可量部分」をマンガという自由闊達な表現によって、とらえようとする「人類学マンガ」を、本書では、8人の人類学者による8つのマルチスピーシーズ民族誌のマンガ化によって表現する。
「単一種としての人間ではなく、複雑に絡まり合う多種へ。人間だけに特権を与える人間例外主義ではなく、あらゆる生物種に行為主体性を認めるマルチスピーシーズ人類学共同体へ。人間と動物という二元論思考ではなく、群れとなって、絡まり合いながら現れては消え、消えては現れる多元的な生成へ。」(本書、序論より)【商品解説】
目次
- 序 論 マンガとマルチスピーシーズのハイブリッドーーより闊達な人類学のために(奥野克巳)
- 第一章 豊穣を占うバンバラム(宮本万里)
- 第二章 天寿を全うする家畜たち(シンジルト)
- 第三章 語り合うカスカと動物霊(山口未花子)
- 第四章 文化キャンプと古老たちの教え(近藤祉秋)
- 第五章 ブタを探して(近藤宏)
- 第六章 富を生み出すヤマアラシの胃石(奥野克巳)
- 第七章 人体に棲まうマラリア原虫/ロア糸状虫(大石高典)
- 第八章 金華山「殺猿事件」の顚末(島田将喜)
- あとがき(シンジルト)
著者紹介
奥野 克巳
- 略歴
- 〈奥野克巳〉立教大学異文化コミュニケーション学部教授。東南アジア・ボルネオ島焼畑稲作民と狩猟民のフィールドワークを実施。
〈シンジルト〉熊本大学教授。主な専門領域は社会人類学/内陸アジア研究。
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