紙の本
あえて努力をしないという発想
2022/04/09 21:34
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投稿者:コーヒーが好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
努力することの弊害が具体的に書かれてあり納得がいくものだった。
努力をするのではなく望む結果を手に入れるために行動することが重要だということを肝に銘じていきたいと思った。
紙の本
要領よくが大事
2022/11/24 12:50
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投稿者:ぽち - この投稿者のレビュー一覧を見る
気合や努力だけではどうにもならないときがある。
やり方を見直して、より楽に、より効果的に行動しようという考えが、こうなれたらいいなという思いを強くしました。
そうだよねそうだよね、と思いながら読んでいました。
著者のように「できる人」でも難しいのだから、私にはなおさら難しいけど、できるようになれば先の人生がとても生きやすくやすくなりそうな気がしました。
紙の本
引き出しを増やす(再確認する)ための本です
2022/04/03 08:17
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投稿者:one story - この投稿者のレビュー一覧を見る
副題どおり、「努力を最小化して成果を最大化する」方法が書かれている本です。驚くようなことが紹介されている訳ではなく、ある意味当たり前のことばかりですが、行き詰まった時等に参考にすべき方法が記載されています。具体例が豊富で読みやすく、あっという間に読める本ですので、一読して自分の引き出しの数を増やす(再確認する)のに良い本だと思いました。
電子書籍
ゴールは
2022/09/23 01:31
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうなんでしょうか……やはり、こうなるのでしょうか。自分的には、納得できなくて……。で、結局、良いお話だけど、実践はちょっと……というのが正直な感想です。仲良くしてほしいですね
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前著『エッセンシャル思考』が印象的だったので購入。
エッセンシャル思考は、「Less is Moreの体現」というメッセージで、突き抜けた内容故に共感はするが正直実行に移せなかったことが多かった。一方本書は著者のライフステージの変化を踏まえた気付きである「無理なく最高効率で最大限の効果を」という点が追求されており、目新しくはなくともハッとさせられる点、行動に取り入れられる点が散りばめられており読む価値があった。
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・ビッグロックの法則:空き瓶にさまざまな大きさの意思を詰めようとするとき、小さな石から入れていくと、大きな石を入れるスペースがなくなってしまう。今度は大きな石から入れていくと、そのあとの小石や砂利がちょうど隙間にフィットしてすべての石がうまく収まる。一番大事なことを優先すれば、大事なことを達成できるだけではなく、ほかのことをする余裕も生まれる。些細な用事から手を付けようとすると、本当に大事なことをする余裕がなくなってしまう
・頑張りすぎは失敗のもと
・もっとも簡単に問題を解決するコツは、「いつでも逆から考える」こと。最初に思い付いたやり方を、ひっくり返してみる、後ろ向きにたどってみる。そして「もしも反対のことが正しかったらどうだろう」と考えてみる。
・儀式が人生の一部になるまで繰り返せば、儀式は心を落ち着け、不安を鎮め、エフォートレスな精神に立ち戻るための強力な武器となる。
・足りないものに目を向けると、足りないことばかりが増えていく。逆に、すでにあるものに目を向ければ、心はどんどん満ち足りていく
・エフォートレスな人間関係というものは存在しない。大事なのは、キチンと耳を傾け、目の前の相手に集中することだ。常に全力で関心を持つことは難しいかもしれないが、相手のボールを受け止める確率を高めることはできる。
・何かにとりかかるときはMVPを取り入れ、最小限の努力で前に進みつつ、最大限の正しい情報を得る
・完了するために最低限必要なステップは何か
・学習サイズの失敗:「すべてを完璧にしなければ」という不条理なプレッシャーから解放されよう。10-20%くらいの失敗率なら問題ない。早く動けるほうが大事だ。
・くだらないものを作る勇気が、インスピレーションを呼び込んでくれる。不完全さを受け入れ、ごみを作る勇気を持てば、私たちは始めることができる。そして一度始めれば、だんだんマシなものができてくる、そしていつかごみの中から、あっと驚くようなブレイクスルーが生まれてくるはずだ
・PACE:早く着くためにゆっくり進む。X以上、Y以下というシンプルな範囲を順守する
・鏡像作用:人は自分が与えたものを得る
・知識を一種のセマンティック・ツリー(意味の木)としてとらえることが重要です。そして枝葉・詳細を見る前に、まず幹や大きな枝、つまり土台となる原理を理解しておくんです、そうしないと仕様をつなぎとめるものがありませんから(イーロンマスク)
・もっとも基本的な原理を理解すれば、それを応用して素晴らしいことができる
・もっとも重要なメッセージを明確にし、それを単純化すれば、たやすく累積的な結果を残せる。メッセージはわかりやすいだけでなく、誤解されにくいものでなければならない。理解しやすく、復唱しやすいストレートなメッセージを選ぶこと。もっとも重要なことを最もシンプルに伝えて、できるだけ多くの人に伝えよう
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○市立図書館より。
○姉妹編「エッセンシャル思考」も読んだので、併せて。
***
○「楽しいこと」のビルディングブロックを用意する
→cf:「皿洗いをする」+「好きな音楽を聴く」
やらなきゃいけないことと、楽しいことをブロックのように組み合わせる。
楽しいことをブロック化し、リスト化する→その日の気分に合わせて活用可能
○ストームトルーパー
→今はもう必要ないのに、やるべきリストから外せなくなっているもの。
Cf:古くなった目標、もう役に立たないマインドセット
○「この怒りは、何の仕事のために雇用しているのか?」
→怒りはコストがかかる
→何も達成しないでコストばかりかかる怒りを抱えているのは無駄
★この考えはとても合理的で腑に落ちる。
○修正しすぎない
→コストとリターンが逆転するちょうど手前を「完成」とする
○完了するために最低限必要なステップは何か?
→仕事を難しくしすぎない。
→資料に立派な写真をつけたりレイアウトを凝ったり、文章を気取って書く必要もない。
→価値のない余計なものを付け加えるよりも、完成させるほうがはるかにいい
★<自分なりに整理すると>
(1)達成したい目標を明確にする
(2)それに到達するために最低限必要なものは何か考える
(3)色気や欲を出して見栄を張ろうとしない
○アジャイルソフトウェア開発宣言
→やらないことを最大限に増やす
<以下引用>https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html
私たちは、ソフトウェア開発の実践
あるいは実践を手助けをする活動を通じて、
よりよい開発方法を見つけだそうとしている。
この活動を通して、私たちは以下の価値に至った。
プロセスやツールよりも個人と対話を、
包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、
契約交渉よりも顧客との協調を、
計画に従うことよりも変化への対応を、
価値とする。すなわち、左記のことがらに価値があることを
認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。
Kent Beck
Mike Beedle
Arie van Bennekum
Alistair Cockburn
Ward Cunningham
Martin Fowler
James Grenning
Jim Highsmith
Andrew Hunt
Ron Jeffries
Jon Kern
Brian Marick
Robert C. Martin
Steve Mellor
Ken Schwaber
Jeff Sutherland
Dave Thomas
© 2001, 上記の著者たち
この宣言は、この注意書きも含めた形で全文を含めることを条件に
自由にコピーしてよい。
<引用終わり>
○ゼロドラフト
→雑すぎて初稿とも呼べないような、「バージョンゼロ」の草稿を書く
・とにかく何でも書く
→不完全さを受け入れ、ゴミをつくる勇気を持つ
○達成したい事柄に範囲を設定する
→X以上、Y以下
→頑張りすぎると続かない
Cf:半年以内に「レ・ミゼラブル」を読了する
X=1日5ページ以上読む
Y=1日25ページを超えない
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余裕のある人生を過ごすために、気を付けるべきことを説いた本。
大きく3つの章にわかれている。
1.いかにリラックスしてパフォーマンスを高くするか
→休み方やタスクの楽しみ方、重要なことに集中するための考え方など。
2.いかにして頑張らなければならないポイントを減らすか
→過剰品質や本質的でない作業を避けるための考え方、進め方なと。
3.いかにして自動化するか
→知識の習得方法、教育によるスケール方法、自動化・計測による問題の予防・早期発見、信頼によるコミュニケーションコストの削減など。
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レビューはブログにて
https://ameblo.jp/w92-3/entry-12733030437.html
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ちょっと前からいろんなところで耳にして(目にして)、実践しつつあった「しくみ化」のメリットに、あらためて納得できる本。
キーワード:しくみ化、習慣化、改善、自動化、今ここに集中
・決断は疲れる
・何度もイライラさせられる問題は何か→放置した場合の年間コストは?→解決のために数分ですぐできるステップは?→今何をすべきか
・「楽することは悪いことだ」の思い込みを捨てよう
・力を抜いて成果を出す→怠惰ではなく、むしろスマート
・子どもが楽しく手伝いできるしくみを考える→何も言わなくても毎日手伝いしてくれる
・全力疾走はリスクが大きい→エフォートレスなペース:自分のペース、自制心
→「1日の目標、下限、上限」を決める
→登山の例:天気の善し悪し関わらず一定のペース→最終的に成功
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神モチベーションと書いてある本質は一緒。
んでそっちのが本書よりは実践しやすい
不審のコスト削減は大事すね
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取り入れるのは2点。
・1分間でゴールをイメージする
「やせよう」ではなく「60kgと表示された体重計を見ている自分」をイメージする。
・やることの上限を決める
「早めに終わったから、次の仕事もやってしまおう」ではなく潔くやめる。自分のペースを守る。余計なことを考えない。
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前作が非常に良く、今作も何か得られるかと思い購入しました。
前作は「何をやるか」に対し今作は「どのようにやるか」との視点で書かれているのはこの本の前書きにある通りですが、そのため前作よりも具体性が上がっており、イメージは沸きやすいかと思います。
著者はいろいろな本を読み込んでいるようで、「大きな石」のメタファーは『7つの習慣』でも使われているものですし、『アナタはなぜチェックリストを使わないのか?』からの引用や、「予防」に関するページは『上流思考』から引っ張ってきたと言える内容も一部入っています。そういった意味では斬新な考え方や行動様式を提唱するといった本ではありません。(本のタイトルはキャッチーですが…)
ただ、よく日本で出版されているような他人の説をあたかも自分が考えたような表現で記述しているといった不誠実な継ぎ接ぎ本ではなく、各種ビジネス本のエッセンスを取り込みつつ、メインとなるところは自分の言葉とロジックで論を推し進めている、といった印象を受けました。
キーワードとして「INVERT(転回)」「START(発動)」「SIMPLIFY(削減)」「PACE(上限)」などが各章のタイトルとなっていますが、私としてはこれらを「発想を変える」「まずは始める」「削る」「ペースを守る」といった動詞でとらえる方が分かりやすいのではないかと思います。
前作、今作ともにテーマが重い割にはスッと頭に入ってきますし、分量もほかのビジネス本と比べて控え目な割りには、本当に必要なところだけに絞られて読みやすいですので、前作を読んでいない人は前作から続けて読むことをお勧めします。
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シンプルに、スマートに、簡単に、自動化する。
ハードワークに頼らない、やらない事を増やす。
止めたい行動は実行のハードルを上げ、やりたい行動はハードルを下げる。
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エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する
著:グレッグ・マキューン 訳:高橋 璃子
前作「エッセンシャル思考」は、「何を」やるかを教えてくれた。本作「エフォートレス思考」は、「どのように」やるかを極める技術である。
エフォートレス思考は、問題に対するアプローチを180度逆転させる。それは「どうすればもっと楽になるだろう?」と考えるアプローチである。努力と根性で突き進むのではなく、心を落ち着けて、集中した状態で問題を解決する。そうすれば、より少ない努力で成果を出すことが出来る。
本書の構成は以下の15章から成る。
①転回 頑張れば成果が出るとはかぎらない
②遊び 我慢を楽しいに変える
③解放 頭の中の不要品を手放す
④休息 休みで脳をリセットする
⑤集中 今、この瞬間にフォーカスする
⑥目標 ゴールを明確にイメージする
⑦発動 はじめの一歩を身軽に踏みだす
⑧削減 手順を限界まで減らす
⑨前進 よい失敗を積み重ねる
⑩上限 早く着くために、ゆっくり進む
⑪学習 一生モノの知識を身につける
⑫強化 いちばんシンプルに伝わる
⑬自動化 勝手に回るしくみをつくる
⑭信頼 不信のコストを削減する
⑮予防 問題が起こる前に解決する
つべこべ言わずに目の前のことを一生懸命、全力で成功する迄取り組む!!
大和魂が宿った日本人としてどうしても上記のような考えで業務をこなしてきた時期は少なからず誰しもが経験している。それがあるからこそ、何をするかの選択を最善にし、そのために何をすれば効率的であり、貢献かなうのかということを活用するのは悪いことではない。
それは楽をすることではなく、効率的にこなすことにより、よりすべきことに時間と労力を割くことでアウトプットを増やすことができたり、時間と心の余裕を持つことで、自身のみならず、周りへの配慮や気遣いなどができることで、良い影響を与えるということにもつながる。
ぶれてはいけないことはその目的である。
何をすべきか、どうすべきかということよりも何のためにそれをするのか。それをして自身や周辺がどうなるのか。短期的ではなく、中長期的に、ネガティブよりはポジティブにそんな前提条件が揃ってはじめて、エッセンシャル思考もエフォートレス思考も本質的な思考となり得る。