- カテゴリ:中学生 高校生
- 発売日:2021/12/10
- 出版社: ミツイパブリッシング
- サイズ:19cm/238p
- 利用対象:中学生 高校生
- ISBN:978-4-907364-24-3
紙の本
ぼくらの時代の罪と罰
著者 森 達也 (著)
死刑とは何か。どんな意味を持つ制度なのか。そもそも必要なのか不要なのか。罪と罰の重さを決めているのはだれなのか…。大人も知らない究極の選択「死刑制度」をイチから考える。〔...
ぼくらの時代の罪と罰
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
死刑とは何か。どんな意味を持つ制度なのか。そもそも必要なのか不要なのか。罪と罰の重さを決めているのはだれなのか…。大人も知らない究極の選択「死刑制度」をイチから考える。〔「きみが選んだ死刑のスイッチ」増補(イースト・プレス 2011年刊)の改題増補新版〕【「TRC MARC」の商品解説】
罪を犯せば罰を受ける。じゃあ、罰の重さを決めているのは誰だろう?
一度は考えておきたい、この国のいちばん重い罰のこと。
「よりみちパン!セ」シリーズ『きみが選んだ死刑のスイッチ』にノルウェー取材のエピソード等を加えた、著者渾身の全面改訂版。
いのちの大切さを考えるときにはずせない一冊。【商品解説】
目次
- 第1章 裁くのは誰?
- ルールの誕生/目には目を、歯には歯を/裁くのは人だ/疑わしきは罰せず/「黒か白か」はまちがい/法も変わる/権力って何?/ジャイアンと国家/独裁と弾圧/昔の日本もそうだった/権力の集中/僕たちの基本的人権/国家はなぜ生まれたの?/危なっかしい民主主義/集団は暴走する/三権分立を思い出そう/不思議の国の裁判
- 第2章 無罪の推定
- 罰をどのように与えるか/グレーは無罪/いつから犯人?/なぜ三審?/なぜ実名?/冤罪で苦しむ人たち/不当逮捕/正しい裁判を守るもの
- 第3章 裁判と国民
- 裁判員制度って?/矯小化される世界/考える癖をつけよう/誰もが加害者になる?/逮捕されたらどうなるの?/悪人に弁護はいらない?/テレビを気にする裁判官/世間が許さない?/もっと早く、もっと厳しく/変わる司法/裁判員に選ばれたら/王さまの耳はロバの耳/罪と罰のバランス
- 第4章 見えない極刑
- どこの国にもある?/どんな罪が当てはまる?/明治時代から変わらない方法/密室で行われる/生命刑と自由刑/その日を待つだけ/死んでおわびをする文化/最後のプロセス/今も行われていること/見せしめだった時代/人権が生まれて/増える廃止国/国民の八割が支持/世論を押し切ったフランス/オウム事件の衝撃/社会の願いとマスメディア/犯罪は増えている?/おばけ屋敷はなぜ怖い?/無罪を訴える人々/死刑囚と話したこと/被害者の身になるとは?/抑止力と応報感情/命と死刑
- 第5章 罰と寛容
- 厳罰化する世界で/罰の意味/モンスターなんていない/暴力のあとで/ノルウェーの大学生からのメール/一三人の大量執行/虐殺者の素顔/語られなかった言葉/変化しつつあるアメリカ
著者紹介
森 達也
- 略歴
- 〈森達也〉1956年広島県生まれ。映画監督・作家・明治大学特任教授。「A3」で講談社ノンフィクション賞受賞。ほかの著書に「U」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む