「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
明治29(1896)年。大阪の心斎橋からニューヨークにやってきた日本人青年は、商談のために発明王エジソンに会い…。ヴァイタスコープ、シネマトグラフなど、映写機を初めて日本に輸入した荒木和一の生涯を描いた小説。【「TRC MARC」の商品解説】
活動写真の先駆者(パイオニア)たち。
「そや、喪が明けたときにすぐにでも公開できるよう会場を押さえとかなあかん」
このときの判断が後々、日本映画史に確固たる足跡を残すことになった。
明治29年(1896)、大阪。
本邦初の映画が、難波で上映された。
ヴァイタスコープ、シネマトグラフ……映写機初輸入秘話。
ときおり小雪の舞う寒い日だった。和一はしかし、そんな天候とは逆に早朝から体を火照らせ、夜の実験試写をいまかいまかと待ち遠しく思っていた。……これから日本を支える若い世代に、世紀の発明品をしかと目に焼きつけてもらいたかったからだ。(本文より)【商品解説】
著者紹介
東 龍造
- 略歴
- 1954年、大阪市生まれ。大阪大学文学部美学科卒。元読売新聞大阪本社記者。日本ペンクラブ会員。関西大学社会学部非常勤講師。本作が初のフィクションで、このペンネームを使うのははじめて。本名(武部好伸)で、エッセイストとして映画、ケルト文化、洋酒、大阪をテーマに執筆活動に励んでいる。著書に「ケルト」紀行シリーズ全十巻(彩流社、1999~2008)、『ぜんぶ大阪の映画やねん』(平凡社、2000)、『スコットランド「ケルト」の誘惑 幻の民ピクト人を追って』(言視舎、2013)、『ウイスキー アンド シネマ 琥珀色の名脇役たち』(淡交社、2014)、『大阪「映画」事始め』(彩流社、2016)、『ヨーロッパ古代「ケルト」の残照』(同、2020)などがある。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む