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商品説明
自治を求めるナショナル・マイノリティと独立を求めるマイノリティ、両者の違いはなぜ生まれるのか。ソ連解体期のクリミアと沿ドニエストルを事例に、自決願望の形成と変化を捉えつつ、民族自決運動が分岐するプロセスを描く。【「TRC MARC」の商品解説】
民族自決の願望は独立の追求か？
自治を求めるナショナル・マイノリティと独立を求めるマイノリティ。両者の違いはなぜ生まれるのだろうか。本書では、民族自決の願望を独立の追求と見なす通説を疑い、クリミアと沿ドニエストルを事例として、自決願望の形成と変化を捉えながら、民族自決運動が分岐するプロセスを描き出す。【商品解説】
目次
- 序章 民族自決運動の比較政治史
- 第１節 ナショナル・マイノリティとは
- 第２節 先行研究の検討
- 第３節 クリミアと沿ドニエストルの民族自決運動の差異
- 第１章 前史：社会主義時代のクリミアと沿ドニエストル
- 第１節 ソ連の民族政策
- 第２節 クリミア
- 第３節 沿ドニエストル
- 第４節 ソ連末期の政治改革
- クリミアと沿ドニエストルの類似
著者紹介
松嵜 英也
- 略歴
- 〈松嵜英也〉１９８７年生まれ。上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科国際関係論専攻博士後期課程単位取得満期退学。博士（国際関係論）。津田塾大学学芸学部講師。
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時計を巻き戻してみる
2022/11/04 19:10
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投稿者：ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソ連解体後、クリミアはウクライナ共和国内の自治共和国になった。ソ連時代、基幹民族であったはずのクリミア・タタール人をソ連は強制追放した、その時点まで時計の針を巻き戻してロシアのウクライナ侵略を考えてみる
