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戦争記念碑は物語る 第二次世界大戦の記憶に囚われて
第二次世界大戦をテーマとした世界各地の25の戦争記念碑を「英雄」「犠牲者」「モンスター」「破壊」「再生」に分類。さまざまな記憶のあり方と変遷、モニュメントとは何か、歴史と...
戦争記念碑は物語る 第二次世界大戦の記憶に囚われて
戦争記念碑は物語る:第二次世界大戦の記憶に囚われて
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商品説明
第二次世界大戦をテーマとした世界各地の25の戦争記念碑を「英雄」「犠牲者」「モンスター」「破壊」「再生」に分類。さまざまな記憶のあり方と変遷、モニュメントとは何か、歴史とは何かを考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
「歴史認識」はなぜ他国と食い違うのか?
「第二次世界大戦の記念碑」といえば、日本では広島の原爆ドームや長崎の平和祈念像、東京の靖国神社、海外では中国の南京大虐殺記念館、ポーランドのアウシュヴィッツ博物館が有名だ。戦争記念碑は犠牲者や戦禍を追悼するもの、英雄やレジスタンス、犯罪を記憶に留めるもの、復興や平和を唱えるものとして、集合的記憶を形成し、継承する目的を有する。しかし近年、韓国の慰安婦像のように、論争を巻き起こしている戦争記念碑も増えている。本書は、英国の歴史家が世界の25の戦争記念碑を訪ね、「英雄」「犠牲者」「モンスター」「破壊」「再生」に分類し、歴史の表象とその変化や議論を考察する。
これらの記念碑は、地方レベルでは過去のトラウマを追悼し、国家レベルでは共同体の価値観に誇りを与え、国際的なレベルでは、戦争の悲劇から解放された未来への希望を鼓舞してくれる神話的枠組みを提供している。そして注目すべきは、本書で取り上げた9つが2000年代から新しく建設、またはリニューアルされたものなのだ。第二次世界大戦の記憶が現在に及ぼす影響の大きさと、そこから逃れられない「歴史の囚人」たちの姿が活写される。【商品解説】
著者紹介
キース・ロウ
- 略歴
- 〈キース・ロウ〉1970年生まれ。マンチェスター大学卒業。作家および歴史家として活動。「蛮行のヨーロッパ」でヘッセル=ティルトマン賞受賞。
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「四人の眠っている人」記念碑
2022/05/03 23:07
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ワルシャワにあった「武装同志の記念碑」、ソ連とポーランドの友好の印の碑、でもソ連に反感を持つポーランドの人々は、四隅に置かれた兵隊が頭を下げているのは喪に服しているのではなく、ただ、勤務中に眠っていただけなのだと冗談を言うようになった。そして、つけられた名前が「四人の眠っている人」記念碑、ポーランドの人はロシア人が大嫌いらしい