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紙の本
まほり 上 (角川文庫)
著者 高田 大介 (著)
大学院進学を目指す裕は、上州の某町では二重丸が描かれた紙がいたるところに貼られているという話に興味をもち、昔なじみの香織と調査を始める。すると、山深い郷に少女が監禁されて...
まほり 上 (角川文庫)
まほり 上
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- 税込価格:1,408円(12pt)
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商品説明
大学院進学を目指す裕は、上州の某町では二重丸が描かれた紙がいたるところに貼られているという話に興味をもち、昔なじみの香織と調査を始める。すると、山深い郷に少女が監禁されているという噂を少年から聞くが…。〔2019年刊の加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
大学院で社会学研究科を目指して研究を続けている大学四年生の勝山裕。卒研グループの飲み会に誘われた彼は、その際に出た都市伝説に興味をひかれる。上州の村では、二重丸が書かれた紙がいたるところに貼られているというのだ。この蛇の目紋は何を意味するのか? ちょうどその村と出身地が近かった裕は、夏休みの帰郷のついでに調査を始めた。偶然、図書館で司書のバイトをしていた昔なじみの飯山香織と出会い、ともにフィールドワークを始めるが、調査の過程で出会った少年から不穏な噂を聞く。その村では少女が監禁されているというのだ! 謎が謎を呼ぶ。その解明の鍵は古文書に……?下巻へ続く。【商品解説】
目次
- 目 次(上巻)
- 第一章 馬鹿
- 第二章 説話の変容
- 第三章 蛇の目
- 第四章 帰郷
- 第五章 神楽
- 第六章 縁起の転倒
- 第七章 井戸
- 第八章 戒壇石
- 第九章 資料館
著者紹介
高田 大介
- 略歴
- 2013年『図書館の魔女』(第一巻~第四巻)でデビュー。デビュー作が和製ファンタジーの傑作として話題となり、「図書館の魔女シリーズ」は累計32万部を記録。著書に『図書館の魔女 鳥の伝言』(上下)がある。『まほり』は著者初の民俗学ミステリ。
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紙の本
久しぶりに読むミステリー
2023/04/07 09:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の裕は、大学院進学を目指す社外学の学生。アカデミックな厳密性を踏まえた性格で、ちょっととっつきにくい性格の若者。民俗学、歴史学の文献や学者のような人物が登場して、いままで読んだことのないような本で、ちょっとホラーっぽい要素も。
はじめ、すこしとっつきにくいところもあったが、読み進tていくと慣れてきた。香織と裕のやりとりがほんわかしていてよかった。下巻の展開が楽しみ。
紙の本
まほり
2024/01/16 19:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学生の青年が、地元の同級生少年とともに自分の母のルーツの謎を追って展開するミステリー。作品構成としては秀逸だが、古文書の読み下しや解釈、地域の伝統や風習などがそこかしこにちりばめられ、民俗学などに興味のない人にとっては苦痛を感じるのではないかと思う。幸い自分は民俗学に興味があるのでなんとか読み進めることができたのだが、途中でかなりの量が出てくる古文書の解説にうんざりするようなこともあった。だが、作品としては最後の一文ですべての謎が解き明かされ、これまでの青年の様子や、出来事がすとんと腑に落ちるのだが。ちなみに、物語を読み進めずに最後の一文だけを見ても、意味が全くわからないだろう。