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紙の本
ホモ・エコノミクス 「利己的人間」の思想史 (ちくま新書)
著者 重田 園江 (著)
富の追求が経済の自明なあり方になったのはどうしてなのだろう? 「金儲け」が道徳的に蔑まれた古代・中世から、「自己利益の追求」が当たり前の価値となった現代までを、思想史の視...
ホモ・エコノミクス 「利己的人間」の思想史 (ちくま新書)
ホモ・エコノミクス ──「利己的人間」の思想史
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商品説明
富の追求が経済の自明なあり方になったのはどうしてなのだろう? 「金儲け」が道徳的に蔑まれた古代・中世から、「自己利益の追求」が当たり前の価値となった現代までを、思想史の視座から解明する。【「TRC MARC」の商品解説】
経済学が前提とする「利己的で合理的な主体」はどこで生まれ、どんな役割を果たしてきたのか。私たちの価値観を規定するこの人間像の謎を思想史的に解き明かす。 自分の利益を第一に考えて合理的に行動する主体=「経済人(ホモ・エコノミクス)」――経済学が前提とするこうした人間像はどこで生まれたのか。多くの批判にさらされながらも、それが世界を動かす原動力でありつづけているのはなぜか。「金儲け」が道徳的に蔑まれた古代・中世そして非近代の社会から、近代経済学が確立する「限界革命」の時代をへて、ホモ・エコノミクスが社会の広範な領域に浸透する現代まで。「自己利益の追求」が当たり前の価値として受け容れられるに至ったからくりを、思想史の視座から解き明かす。【商品解説】
経済学が前提とする「自己利益の主体」はどこから出てきたのか。私たちの価値観を規定するこの奇妙な人間像を思想史的によみとく。【本の内容】
著者紹介
重田 園江
- 略歴
- 〈重田園江〉1968年兵庫県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。明治大学政治経済学部教授。専門は現代思想・政治思想史。著書に「隔たりと政治」など。
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経済学は科学的か
2022/09/28 14:31
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投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
経済学がモデルとする合理的経済人を思想史的に分析するものである。科学性、客観性を主張したがる経済学という学問が、すべてがそうとはいわないまでも少なからず恣意的な部分が含まれていることが明らかにされる。