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紙の本
女系で読み解く天皇の古代史 (PHP新書)
著者 関 裕二 (著)
古代日本では歴史の転換期に女王が現れた。それは古代人が女性の「産む力」「神とつながれる属性」に期待したからだろう。女系の血統に注目しながら、女性天皇と女系天皇の古代史を考...
女系で読み解く天皇の古代史 (PHP新書)
女系で読み解く天皇の古代史
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商品説明
古代日本では歴史の転換期に女王が現れた。それは古代人が女性の「産む力」「神とつながれる属性」に期待したからだろう。女系の血統に注目しながら、女性天皇と女系天皇の古代史を考える。【「TRC MARC」の商品解説】
なぜ女王は6~8世紀に集中しているのか?
古代日本では歴史の転換期に女王が現れた。それは古代人が女性の「産む力」「神とつながる属性」に、期待したからだろう。神と直接つながれる女性は、その力を兄弟や家族に放射できると信じられ、強い影響力を持っていたのだ。
また当時の日本では、通い婚が一般的で子の養育は妻の氏族が行なった。皇子たちも妃の氏族で養育されたため、母親の出身氏族が非常に重要視された。天皇はあくまで祭司王であり、実権はヤマト建国に当初から参画した豪族の子孫である物部、尾張、蘇我が握っていたと著者は語る。
女系の系譜を読み解くことで見えてくる古代史の新視点とは?
●天皇家の祖は卑弥呼?
●ヤマトには三つの王家が存在した
●推古は蘇我系ではなく、物部系?
●皇極天皇の夫・高向王と長子・漢皇子の正体
●なぜ持統天皇は即位できたのか
●女系天皇が存在した可能性を徹底検証!【商品解説】
女性の「産む力」「神とつながる属性」に期待し求め、歴史の転換期に登場した女王たち。その時期に女系天皇も存在した可能性が……。【本の内容】
著者紹介
関 裕二
- 略歴
- 〈関裕二〉1959年千葉県生まれ。歴史作家。武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。著書に「古代史の正体」「古代日本神話の考古学」など。
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2022/10/10 01:00
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
女帝を軸に古代史を明かしていく。
女帝と言えばたいていは持統帝のはなしが中心になりがちだけれど、
今回はそれぞれにスポットを当てていく。
異例の重祚という形をとった皇極・斉明帝の説明はとくに分かりやすかった。
推古天皇にどこか希薄な感じがする理由もわかる。
日本的な男女観はどちらが上とかではなく男性には男性の、
女性には女性の役割がある、というイメージなので、
そこにも合致する解釈だった。