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投稿者:アポロ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『嫌われる勇気』の著者で、アドラー心理学の知識も織り交ぜながら学ぶことについて丁寧に書いてくれている。
勇気づけてもらえたような感じがした。
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投稿者:ごまちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
学ぶということの大事さは、わかっていても、点数をとるだけの
学生のころとは違う今だから頭に入ってきた。
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ギリシャローマ哲学と、アドラー心理学、そして昭和の哲学者三木清。
岸見さんが長年研究してきた分野の美味しい部分を抜き出して、ボールで和えて、白だしとすりゴマで和風味に整えたような。そんな本です。
なんのこっちゃ、と思われたらすみません。
岸見さんの本は「嫌われる勇気」以来、何冊も読ませてもらいました。また、その中で引用されていた本にも関心を広げていたので、今回の本で書かれていたことに、大きく驚く内容はありませんでした。
ただこの本で価値がある点は、新規性ではありません。数千年かけて積まれてきた知恵の山を、岸見さんの長年の経験をとおして、日本人にわかりやすく整理してくれたことです。
家族の死、自身の病気のこと、哲学との出会い。
そういった彼の経験と、先人たちの知恵を混ぜ合わせているからこそ、今を生きる私たちにより深く響く文章になっています。
・急いで学ぶ必要はない、速読しなくてもいい
・目的のために学ばなくても、すでに学ぶことそのものが目的である。
効率性のおばけに囚われがちな社会人は、一度この本でデトックスを受けたほうがいいかもしれません。
日本人好みの味がする一冊。おすすめです。
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哲学的な話が多かったと思う。
「大事なことは学ぶ過程です。
何かを達成するためにたげ学んでいる人にとっては、
「今」という時間が将来それを達成するための準備期間になってしまいますが、今学んでいる時間そのものが何かを達成しなくてもリハーサルではなく本番だと思えれば、学ぶことは苦しいことばかりとは思わなくなるでしょう。(p.117)」
ここにこの本の全てがつまっていると思う。
前半は読んでて面白かったけど、本の面白さについてはすでに別の本で読んだことがあったし外国語に関してもなんかパッとしなかった。
要所要所で矛盾してるのでは?という箇所もあったため、読む気もなくなってしまった。
後半はほぼ読んでない
哲学に慣れてないから、というのもあるかもしれない。
なんか残念、という印象である
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「ゆっくり学ぶ 岸見一郎著」読了。難しかった。テスト前に見つかる面白い本である。年をとったからなるほどと読めるが、若いと受験をとるか自分の興味のあることを、進めるかを考えると、受験に行ってしまうのは、仕方ないと思う。でも正解は反対であることが、わかる。
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哲学者である著者が「学び方」について書いた本。哲学分野の知識や知恵(この「知識」と「知恵」の違いの話もおもしろかった)を絡めて解説するのはもちろん、著者がこれまでの人生で得た学び、まさに今取り組んでいる最中の外国語の学びなど、幅広く取り上げている。
学ぶことそのものを楽しむ、という考え方が好きだなあと思った。目標を達成するために勉強するとか将来役に立つ知識を身につけるとか、そういう結果ありきの学び方だけじゃなくて、過程に喜びを感じるような学び方もできるとたしかに楽しい! もっといろんな分野に手を伸ばしてみたいなあと思えた一冊だった。
あと下に引用したけど、読書を食事にたとえるのが個人的にすごく好き。食べることと読むことってすごく似てると思う!
【読んだ目的・理由】学び方について学びたかったから
【入手経路】買った
【詳細評価】☆4.1
【一番好きな表現】食事はただ栄養を摂取するためにするものではありません。本も食事も人生もゆっくり味わうことにこそ意味があります。(本文から引用)
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内容をしっかり勉強したいのに試験が目前に迫っていて時間がない。そんな悠長にやっている暇があるのか、もっと効率的に勉強しないといけないんじゃないか、そんな思考に陥っていた時に書店でこの本が目に留まり思わず手に取った。
この本では効率良く勉強することだけが学びではないと著者が言っている言葉に勇気をもらった。著者は哲学を勉強する過程で学ぶということについて本当によく考え抜いたのだと思う。
この本を読んで何故試験勉強がこんなに辛く感じるのかが分かった。
一見周り道に見えるようなことにもじっくり取り組む事が後々自分の学びに役立つし、自分の頭でじっくり考えることこそが学びの楽しさである。なのにそういうのを無視すると学びは途端に浅く単純作業になってしまうのだろう。
内容は個人的にはめちゃくちゃ面白い!という訳ではなかったので星2にしたが、考えさせられる本だと思う。
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何かを学ぼうという時に、意味あるものにしようと考えなくていい。目標や目的にも縛られず学ぶ時の方が、思いがけない出会いが起きる。
生きることは学び続けること
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■生きることは学び続けること…いま何歳であっても、いつからでもやってみたいことはすぐ始めること。
■やり始めてやめるのと最初から何もしないのとでは大きな違いがある。
■やめるのも理由はいらない。
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学びについて考察した教養本。博学の人が知者とは限らない。 どれだけ多くの知識を身につけるかではなく、人間が人間らしく生きるために、苦境にある時にはどう考え、振る舞えばいいかを正しく判断できるような知、知識というより知恵こそが本当の意味での教養という。 学びは永続的なものであり、競争のためではない。マイペースでゆっくり学ぶことが重要である。
読んでみて納得することが多かった。いかに多くの情報や知識を詰め込み吸収するかを指南する教養本が多いけれど、教養とはそういうものではなく、継続的な学びから身についた知恵こそが教養という。色々な教養本を読んできたが、この本の著者の考える教養が自分には合っているように思う。
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学びたい、知りたい、と思うことの豊かさよ。
それでどうするの、知ってどうなるの、なんて考えなくていい。結果もでなくていい。
娯楽として学ぶ。ゴールがないから楽しめる。
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受験や資格など勉強する目的がなくても、自分が疑問に思ったことを学びたいと思うことが、知を愛するということ。
競争は、学びの喜びを奪ってしまう。学んでいておもしろいと思えなければ、続かない。日常に役立たない学びも無駄ではない。
成功するとと幸福なことは別もの。受験や就職に成功しても、そこで幸せになるわけではない。幸福とは状態を示す。成功して、今が幸福だと感じるかどうか。
読書しても、どうすれば今ある苦しみから抜け出せるかは書いていないが、同じような経験をしている人が他にもいることがわかり、自分だけが経験したことではないことを知ることで、そのことの受け止め方が違ってくる。
自分の関心に任せて学ぶことが最も学びになる。
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学び方について書かれていた。目的や目標を決めて学ぶのではなく、純粋に自分の学びたいことを、学ぶことを目的として学ぶ。そうした態度で学び続けることで気付けばどこかへ辿り着いていることだろう。
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著者の本で読むのは『これからの哲学入門』に続いて2冊目。
本書のおかげで、学びの原点に帰ることができた。
◯歳なら知っておきたい、女性なら◯◯できて当たり前、必要な情報(必要かは自分で決めたい)、大人ならこうあるべきなどに日々うんざりしていたのだなと気づく。学ぶ喜びはここにない。
効率よく目的を達成する、必要に迫られてする学びではなく。学ぶ意味があるかや役に立つかより、今喜びを感じられるか。
ゆっくり学び、じっくり考える。私が求める生き方のように思えた。
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何かを得るために学ぶ
学ぶこと自体を楽しむ
前者は、効率性、最短距離での習得を考えるが
後者は、今を生きる楽しみ、幸福を生み出す
何かを学びたい、やりたい、と思うことがある。
時に始めてみて、挫折して、中断することもあるかもしれないが、それによって、何も得られないということはない。
その経験はいつしか自分のひとつの旅(エピソード)として、人生の知恵や人との会話ネタに繋がるだろうから、「無駄」「意味がなかった」となることはないだろう。
結局、学ぶこと自体を楽しもうとして、何も得られない、ということはないのだから
成功のためや、効率のことを考えると、
それをしようと臆してしまうことも、
自身の興味・関心、知的好奇心を大切にし、まずは行動してみることはとても大切だ。