紙の本
ファイナル・ツイスト
2022/11/21 11:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:augusta - この投稿者のレビュー一覧を見る
コルター・ショウの前2作品で、謎だった父の死と兄の行方。
その兄と10年ぶりの再会、そして目配せでわかり合い、次の行動に出る2人。
あうんの呼吸とコンビネーションが素晴らしい。
ラッセルとコルター、とてもステキです。
2人の場面は、何度も読み返しています。
電子書籍
3作目
2023/11/20 16:32
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投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
アッシュが追ってたのもが全部解決したし、最後にもラッセルの問題が少し解決し始めたみたいな感じでもう完結かと思いましたが。。。
次作も楽しみです。
ラッセルもっかいでてきて兄弟で共闘してほしいな
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【ドンデン返しの魔術師の最新作、早くも登場!】父を殺した民間諜報会社ブラックブリッジに挑むコルターの復讐戦。知略を駆使したインテリジェント・スリラーの真骨頂。三部作完結。
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コルターショウの3部作の終了編。 2冊目の最後で、父が隠した秘密の理由が判明したが、そのさがしていた重大なことはまだわからない。 探索を始め、あわややられそうになった時にいい登場だが、兄のラッセルが登場。2人で謎の解明を開始。その過程で、出てきた謎を次々と解明。1906年にカリフォルニア州で決まった法人が議員などに立つことができるものであり、それを悪用しようとしたCEOが雇ったブラックブリッジが妨害するのことと最終対決。
最後の最後で色々ショウが工作し、その法案を破棄したというところで、終わっている。 これで終わりかと思ったけど、どうも次があるらしい。久々にディーバーの作品の中でも次から次へと展開が変わる物語で読み物としては非常に面白かった。 ただ2段のページは年寄りには字が小さすぎて目が非常に疲れました。 ルビが読めない・・・・
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SL 2022.7.31-2022.8.3
コルター•ショウ•シリーズ、3部作のラスト。
今回の主要な事件は父親の残した謎。
ショウの家族もたっぷり出てきてすごく楽しい。
ラッセルカッコいい。このシリーズが続くことはもちろん嬉しいけど、ラッセルもまた出演してくれるといいなぁ。
そして秋にはライム。
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主人公のコルター・ショーが父の復讐を引き継ぐ。兄のラッセルにも再会して敵に挑む。
ジェフリーディーバは面白い。
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スピード感優先なので、細かい整合性やご都合主義なプロットを気にせず楽しむ小説。
ベースになった法律の話なんて、もし本当にあったらとか考えてしまう。
ホラは大きい方が面白いよなぁというのと、よく思いつくなあこんな設定という感想。
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父の謎は解けたけど、新たな話はでるのかな。
魔の山はすごくおもしろかった。そちらの話の方が好みだった。
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コルター・ショウのシリーズ第3弾にして、いったん完結感。
いやー過不足ない。行方もわからなかった兄とのバディものになる展開も楽しい。タイトルのとおりツイストに次ぐツイストで、ついつい夜更かしさせられちゃう。ラストの小さなツイスで温かい読後に。
この話、数年かけて読んだけど、物語内では数か月の時間しかたってないんだよね。
サバイバリストかっこいいなあ。
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コルター・ショー・シリーズ三部作の、いよいよ待ちに待った大団円。このシリーズの特徴は、何と言っても常に動き回り続け、父譲りのサバイバルのテクニックを駆使して悪と対決するという主人公の個性である。
ディーヴァー作品の代表格、アームチェア・ディテクティヴの主人公リンカーン・ライムとは、まさに真逆である。それでいながらライムもコルター・ショーも、極端なまでの個性で娯楽小説の王道をゆくように事件に向き合ってゆくというキャラクター造形で、読者をとことん楽しませてくれる。
三部作の一・二作目は、それぞれに独立した物語でありながら、コルター・ショーの父や兄のことは伏せられ、ぼかされ、ほのめかされていた。父を殺したのは兄ではないかという、もうひとつの大括弧でのミステリを暗示しつつ、コルターと言う主人公の仕事である失踪人探しを二つの事件の追跡により、二つの作品として書き綴ってきたわけだ。
そして何よりも三作目にして一端大団円を迎えるのがいよいよの本書。やはり三作とも甲乙つけ難い面白さであるとは言え、この作品は別格の面白さだった。それはそう。ここまでの作品でさんざん暗示されて気を持たされていたコルターの家族に関わる真の敵の姿を、そして父の死の真相を本作では明らかにしてゆくのだから。
何よりも兄ラッセルが満を持して登場するのはエポックである。コルターとは違う性格というところが面白いし、今回はダブルヒーローでの巨大悪との闘いとなる。
ミステリーの核となる部分は、百年前の危険な文書をめぐるお宝探しの面白さである。そこに巨大悪の手先が次々と仕掛けてくる攻撃、というスリリングなアクション部分が相まって、ライム・シリーズよりも相当に迫力のあるファイティングやカーチェイスシーンなどが目立つ。
舞台がカリフォルニアというのもの、ニューヨークのライムに慣らされたディーヴァー読者にとり新鮮である。こちらのショー・シリーズは前作が人里離れた山中でのカルト教団潜入の物語だったが、今回は海に面した都市部に展開する情報戦。このシリーズは、とりわけ舞台となる土地が毎回変わるところも有難い。初期シリーズのロケハンター、ジョン・ペラム・シリーズがそうであったように。一つ所にじっとしていられない主人公、コルター・ショー様々である。
このシリーズがきっかけとなって、ぼくのディーヴァー過去作品読み返し活動がなぜか復活中。ツイストの連続にいよいよ飽きてきた頃を見計らって、ディーヴァーの方が劇的に作風に変化をつけてきた上、かくもラディカルなヒーローを作り出して勝負してくるのである。その作風転換にやられました。ディーヴァーの繰り出すマジカルな手法には、今後とも遠慮なくあやかり続けたいと思う。
なお、三部作が終わって本シリーズは次のフェイズに入るとのこと。ディーヴァーとコルター・ショーは今度はどこにぼくらを誘ってくれるのだろうか。
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非業の死を遂げた父――流浪の名探偵コルター・ショウは父の遺志を継ぎ、民間諜報会社「ブラックブリッジ」の闇を追っていた。父の命を奪ったのは彼らが狙う文書「エンドゲーム・サンクション」。謎めいたコードネームのつけられた百年前の文書である。しかし、いかに重要なものであろうとも、書類ひとつに多数の人間を殺害するほどの何が書かれているというのか?
秘密に迫るコルターを待つ幾重もの罠。強大な敵に単身たちむかうコルターに手をさしのべた意外な人物。ついにコルターが手にした「エンドゲーム・サンクション」の驚愕の内容とは?『007 白紙委任状』でみせた陰謀スリラーの手腕を発揮して、名手ディーヴァーが緊迫とアクションの果てに用意した「最後の大逆転」!
後出しジャンケンな展開もあるのだが、アクション満載で、満足、満足。
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コルター・ショウシリーズの三作目。
1冊目2冊目と、やっと最後のページにたどりついた~という感じがあったので、この本もさぞかし…案の定時間がかかってしまったけれど、どんでん返しのディーヴァーならではの展開で楽しいことは楽しい。
どんでん返しに慣れすぎると、なんだかこの程度では~~と思えるほど。
百年前の文章を巡る悪い奴らが手を替え品を替え次々と…はもう想定内。
登場人物もそれぞれ味があってなるほど!
ディーヴァーを読み続けていて良かった。
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追跡者コルター・ショウの第三弾。
あまり細かいことは気にせず読む(読み飛ばす)タイプなので、
全く気が付いていなかったが、
ゲーム業界の事件とカルト集団への潜入が、
それぞれ2週間前、1週間前のできごとだった。
いくら「一つのところにとどまっていられない」コルターとしても、
動きすぎというか、働きすぎ。
今回は、長年、行方不明になっていた兄ラッセルが、
コルターの絶体絶命の状況に現われ、
タッグを組み父の残した秘密を探すことに。
その秘密は、とある法律の裁定書だったが、
正直、その法律の衝撃があまり理解できなかった。
それは、アメリカに比べて日本が厳密な「法治国家」ではない、
ということなのかもしれない。
そんな国家的事件の合間に、
行方不明の少女の捜索も進めていたし、
前作で出会った女性、
ヴィクトリアがコルターの母のところにとどまっているのもあって、
あっという間の1冊だった。
面白かった。
その裁定書の重要性を説明してくれた法律の専門家が、
「燃やしてしまえばいい」と言っていたのに対して、
(それじゃあ、問題解決にならんだろう)と突っ込んでいたら、
さすがジェフリー・ディーヴァー、
上手に、しかも面白く解決していた。
これでコルターの第一期が終了したらしい、
早く次が読みたい。
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懸賞金ハンターのコルター・ショウ、3部作が完結。1作目からの父と兄の謎が、ここで解決。実は1作目から、この3作目まで、わずか1ヶ月ほどの間に起きた連続する出来事らしく、凝縮され具合が半端ない。2つの事件が並行するが、複雑にはならず、さすがのページターナー、読み始めると止まらなくなる。
コルターと兄のギクシャクした関係が、少しずつ変化していくようすが面白い。そしてラストでは。。
シリーズ4作目が2022年秋に出版されるそう。日本語訳が待ち遠しい。
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兄弟の再会。共同で事件を追いながら何も言わなくても息があってるところが父の教えの賜物なのでしょうか。父親の死の真相が判明し、誤解やわだかまりがとけてよかった。
それにしても次から次へと忙しなく物事が展開したりひっくり返ったりの連続で、面白かったけどドキドキしっぱなしで少し疲労が…。でも続編は読みたい。