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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2022/06/06
- 出版社: 思文閣出版
- サイズ:20cm/265,5p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-7842-2021-2
- 国内送料無料
紙の本
現代美術史における前衛書のリポジショニング 墨人会とその同時代表現をめぐって
著者 宮津 大輔 (著)
1950〜60年代の墨人会を中心とする「前衛書」を、「抽象表現主義」など同時代表現と比較。差異とそれらに通底する「時代精神」的な思考や価値観を通して、現代美術史における「...
現代美術史における前衛書のリポジショニング 墨人会とその同時代表現をめぐって
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商品説明
1950〜60年代の墨人会を中心とする「前衛書」を、「抽象表現主義」など同時代表現と比較。差異とそれらに通底する「時代精神」的な思考や価値観を通して、現代美術史における「書」のリポジショニングを図る。【「TRC MARC」の商品解説】
「前衛書」を、いかにとらえ直すべきか?
第二次世界大戦によって既存の価値観が覆される中で、世界の美術は「熱き抽象」へと向かう。
本書は、井上有一、江口草玄、森田子龍らの墨人会メンバーが、純粋な造形的原理と文字が有する意味表象が止揚する「美術としての『前衛書』」に至る道筋を、背景となる思想や社会状況から明らかにする。
さらには「書」と「美術」が東西の二項対立を越え、相互に影響を与えあった状況を抽象表現主義、アンフォルメル、具体美術協会などとの比較から論じることで、美術史における「前衛書」のリポジショニングを図るものである。【商品解説】
目次
- 序章 本書のねらいと「書」の定義
- 1 「書」の定義
- 2 「書」における芸術と教育−「書ハ美術ナラス」論争/勧業による輸出産業としての芸術
- 第1部 「前衛書」の誕生と発展
- 第1章 「前衛書」の誕生、そして墨人会結成へ
- 1 終戦と「前衛書」の誕生
- 2 墨人会結成−既存書壇との決別
- 第2章 墨人会による「前衛書」の技法と思想的背景−井上有一、森田子龍、江口草玄を中心に
- 1 「α部」における非文字書の端緒とモダニズム絵画からの影響
- 2 非文字書の時代−「書」をめぐる「イコン」「シンボル」「インデックス」
著者紹介
宮津 大輔
- 略歴
- 〈宮津大輔〉1963年生まれ。東京都出身。アート・コレクター、横浜美術大学学長、森美術館理事。著書に「新型コロナはアートをどう変えるか」「アート×テクノロジーの時代」など。
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