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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/07/13
- 出版社: 文藝春秋
- サイズ:20cm/370p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-16-391564-7
紙の本
紙の梟 ハーシュソサエティ
著者 貫井 徳郎 (著)
ある日恋人が殺害されたことを知る。しかし、その恋人は存在しない人間だった−。表題作をはじめ、人ひとりを殺したら必ず死刑になる世界を舞台にした全5編を収録する。想像力の限界...
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商品説明
ある日恋人が殺害されたことを知る。しかし、その恋人は存在しない人間だった−。表題作をはじめ、人ひとりを殺したら必ず死刑になる世界を舞台にした全5編を収録する。想像力の限界に挑む極限ミステリ。【「TRC MARC」の商品解説】
ここは、人を一人殺したら死刑になる世界――。
私たちは厳しい社会(harsh society)に生きているのではないか?
そんな思いに駆られたことはないだろうか。一度道を踏み外したら、二度と普通の生活を送ることができないのではないかという緊張感。過剰なまでの「正しさ」を要求される社会。
人間の無意識を抑圧し、心の自由を奪う社会のいびつさを拡大し、白日の下にさらすのがこの小説である。
恐ろしくて歪んだ世界に五つの物語が私たちを導く。
被害者のデザイナーは目と指と舌を失っていた。彼はなぜこんな酷い目に遭ったのか?――「見ざる、書かざる、言わざる」
孤絶した山間の別荘で起こった殺人。しかし、論理的に考えると犯人はこの中にいないことになる――「籠の中の鳥たち」
頻発するいじめ。だが、ある日いじめの首謀者の中学生が殺害される。驚くべき犯人の動機は?――「レミングの群れ」
俺はあいつを許さない。姉を殺した犯人は死をもって裁かれるべきだからだ――「猫は忘れない」
ある日恋人が殺害されたことを知る。しかし、その恋人は存在しない人間だった――「紙の梟」【商品解説】
収録作品一覧
見ざる、書かざる、言わざる | 7−64 | |
---|---|---|
籠の中の鳥たち | 65−120 | |
レミングの群れ | 121−175 |
著者紹介
貫井 徳郎
- 略歴
- 〈貫井徳郎〉1968年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。「慟哭」でデビュー。「乱反射」で第63回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門、「後悔と真実の色」で第23回山本周五郎賞受賞。
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面白かった!
2022/11/04 19:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろな話が入ってますが
面白かったです。
いつもの貫井篤郎さんらしい話もあったし、
こんな話も書くんだ!ってびっくりした作品もありました。
貫井さんファンなら買って損はないと思います。