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または紙の本
疾き雲のごとく （角川文庫）
著者 伊東 潤 （著）
今川家は家督争いで２つに分裂。この内紛に目をつけた上杉定正は名将・太田道潅を送り込むことで介入を目論む。道中、道潅は青年僧「宗瑞」と邂逅し…。周囲の人々の眼を通して戦国の...
疾き雲のごとく （角川文庫）
疾き雲のごとく
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商品説明
今川家は家督争いで２つに分裂。この内紛に目をつけた上杉定正は名将・太田道潅を送り込むことで介入を目論む。道中、道潅は青年僧「宗瑞」と邂逅し…。周囲の人々の眼を通して戦国の風雲児・北条早雲の生涯を描いた歴史小説。【「TRC MARC」の商品解説】
時代は血なまぐさい戦乱の世に突入した。将軍家に連なる名門・今川家は、家督争いによって二つに分裂する。一方、この内紛に目をつけた隣国の上杉定正は、名将・太田道灌を送り込むことで介入を目論んだ。道中、道灌は宿泊した寺院で、「宗瑞」を名乗る眼光鋭い青年僧と邂逅する。二人の運命的な出会いが、歴史を動かそうとしていた……。周囲の人々の眼を通して戦国の風雲児・北条早雲の生涯を描いた、疾風怒濤の歴史小説。【商品解説】
目次
- 道灌謀殺
- 守護家の馬丁
- 修善寺の菩薩
- 箱根山の守護神
- 稀なる人
- かわらけ
- 解説 黒田基樹
収録作品一覧
| 道灌謀殺 | ５−４８ | |
|---|---|---|
| 守護家の馬丁 | ４９−７９ | |
| 修善寺の菩薩 | ８１−１１８ |
著者紹介
伊東 潤
- 略歴
- 1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。外資系企業に長らく勤務後、文筆業に転じる。『国を蹴った男』で吉川英治文学新人賞、『黒南風の海‐‐加藤清正「文禄・慶弔の役」異聞』で第1回本屋が選ぶ時代小説大賞、『義烈千秋 天狗党西へ』で歴史時代作家クラブ賞（作品賞）、『巨鯨の海』で山田風太郎賞と第1回高校生直木賞、『峠越え』で第20回中山義秀文学賞を受賞。『城を噛ませた男』『国を蹴った男』『巨鯨の海』『王になろうとした男』『天下人の茶』で５度、直木賞候補に。著書に『武田家滅亡』『天地雷動』など多数。
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紙の本
風雲児北条早雲
2022/08/06 07:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦国武将として名乗りを上げる伊勢新九郎・北条早雲の、際立つ才を、いくつかのエピソードで描き出す。駆け引きのうまさ、民政を重視した治国を目指す姿勢と言い、混乱した室町時代末期だこそ出現しえた武将であったと思う。歴史小説の醍醐味を楽しめた。
