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人は死ねない 超長寿時代に向けた20の視点
著者 奥真也 (著)
AI診断、人工臓器、予防ビジネス…。超長寿時代は、人生が長くなる一方で、小さな体の不調を抱えながら生きる人が大量に増える時代でもある。未来の医療のあり方と問題点を提示しな...
人は死ねない 超長寿時代に向けた20の視点
人は死ねない
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商品説明
AI診断、人工臓器、予防ビジネス…。超長寿時代は、人生が長くなる一方で、小さな体の不調を抱えながら生きる人が大量に増える時代でもある。未来の医療のあり方と問題点を提示しながら、超長寿時代の死とは何かを考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
医療未来学が描く「老い」と「死の未来」
人間と死の関係は、今まさに歴史的転換点を迎えている
寿命が延びて、死ななくなるというのは、大問題だ。納得のいく死に方を考えるよりも、定年退職後、30年、40年を一体どのように生きればよいのか。生き方の根本を大改革しなければならない。
――田原総一朗さん推薦!
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AI診断、ゲノム編集、手術支援ロボット、人工臓器、予防ビジネス……医療が完成形に近づき、人間が本当に120歳まで生きられる時代がすぐそこまでやってきた。しかし問題は、誰もが健康な状態で長生きできるわけではないということ。超長寿時代は、一人ひとりの人生の時間が長くなる一方で、体に致死的でない小さな不調を抱えながら生きる人が大量に増える時代でもある。そのとき世の中は? 個人の生き方は? 死のあり方は? 最先端の医学研究や医療予測に詳しい著者が、未来の医療のあり方とそこに生じる問題点を提示しながら、超長寿時代の死とは何かを考えてゆく一冊。【商品解説】
目次
- 【目次】
- 第1章:あらゆる病気は克服されていく――人生120年が現実味を帯びる現代
- ・病気の克服が「生のあり方」を変え、「死のあり方」を変える ・人類が感染症の脅威から解放される日 ・20世紀の半ばから、たたかう相手はがん・心疾患・脳疾患に ・がんや神経難病も未来には克服される ・人工臓器も実現しつつある ・現代人の体力向上、救急医療体制の充実も「死なない」要因に ・遺伝子解析技術とセンシングで、予防医学がますます進歩する ・AI診断によって「誤診」が激減する ・人生100年、120年が現実味を帯びてきた
- 未来のストーリー:100歳まで生きることなど珍しくも何ともない
- 第2章:健康とお金の関係はこう変わる―─経済力が「長生きの質」を決める
- ・「多病息災」で、今以上に医療費がかかる ・老化を治療できても医療費はかかる ・医療費が「全額自己負担」になる可能性も ・経済力が「長生きの質」を決める? ・人間拡張技術によって老化がハンディでなくなる ・「死」は「幸せな区切り」になりうる
- 未来のストーリー:経済力の有無で長生きの質に格差が生まれる
- 第3章:ゆらぐ死生観─―自分なりの「死のあり方」を持つ
著者紹介
奥真也
- 略歴
- 〈奥真也〉1962年大阪府生まれ。英レスター大学経営大学院修了。医療未来学者、医師、医学博士。専門は医療未来学等。著書に「Die革命」「未来の医療年表」「未来の医療で働くあなたへ」など。
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死に方をデザインできる時代
2022/07/19 21:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:魚大好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
生と死について考察された一冊。
この本を読んでいると、長生きすることが当たり前になってきて、長寿=価値があることではなくなってきているんだなと実感する。ましてや寿命が伸びた分、医療費もそれだけかかってくるとなれば、日本は特に長生きすることが迷惑だと思う人がより増えるのかなーと。
死は生の延長線上にあるもの。だから全てが自分の思い通りにいかないかもしれないけれど、どのように死にたいかと考えると生き方も変わってくる。
死んだ後も自分の体は「私」の所有物と考えていたけれど、100%そうとは言い切れない。そうなると、生前の拒否意思がなければ、臓器移植が行われることに違和感は感じない。
興味深い一冊だった。