- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/06/17
- 出版社: 日経BP
- サイズ:21cm/383p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-296-00076-0
読割 50
紙の本
シュンペーター 資本主義の先を予言した史上最高の経済学者
著者 名和 高司 (著)
経済学者シュンペーターの理論には、常に前を向き、停滞している現状を破壊できる力がある。シュンペーターの主著を通じてその思想を概観。「イノベーションの本質」に迫り、資本主義...
シュンペーター 資本主義の先を予言した史上最高の経済学者
資本主義の先を予言した 史上最高の経済学者 シュンペーター
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商品説明
経済学者シュンペーターの理論には、常に前を向き、停滞している現状を破壊できる力がある。シュンペーターの主著を通じてその思想を概観。「イノベーションの本質」に迫り、資本主義の次に来る世界を展望する。【「TRC MARC」の商品解説】
新しいことができない、世代交代が起きない、無能な人が出世する……
閉塞感を感じているすべての人は、最高の経済学者「シュンペーター」を知ろう!
スティーブ・ジョブズは「iPhoneを作ったことがすごい」と言われがちです。でもそれは間違いです。本当にすごいのは「iPhoneを世界に広めたこと」です。
iPhoneに似たものは当時かなりありました。ジョブズの真骨頂は、「すでにある似たようなものを組み合わせ、それにより人々の生活を変えたこと」です。ただ製品を思いつくだけではなく、その先にいる人々――しかも世界中の人々――に「思わず使わせたくなる製品を作り、きちんと届ける販路を作り、もちろん原料の調達も可能にしたこと」ことがすごいのです。これは、シュンペーターのいう「イノベーション」理論を体現しています。
シュンペーターは「イノベーションの父」と呼ばれています。
今から約100年前、シュンペーターが29歳の時に、「イノベーション」という概念を初めて世に問うたことは知っていましたか。
シュンペーターの理論は、現代に働くみなさんが知っておいた方がいいことばかりです。
たとえば、シュンペーターは「アイディアなんてただのゴミ」だといいます。そんなものより、ジョブズのiPhoneのように「すでにあるものを組み合わせること」の方が大切だとしています。これは、松下幸之助の得意技でもあります。その方が大きなものが生み出せます。
ほかにも、「変革は外から起こるのはなく、内からしか起こらない」「景気の波は繰り返し起こる」「受け身な人間はただの快楽的な人間」「資本主義は終焉を迎える」など、さまざまな理論を残しています。
シュンペーターの理論は、常に前を向き、停滞している現状を破壊できる力があります。「優れた理論は、何にでも応用ができる」といいますが、まさにシュンペーターの理論はそれです。
シュンペーターが特に経営者に人気があり、現代も生き生きしているのは、現代で、まさに「使える」理論だからです。ぜひ、経済学の基本とも言えるシュンペーター理論を知りましょう!
【商品解説】
目次
- 第1章 シュンペーターの思想を知る
- ゼロから1を生むだけのスタートアップなんて意味がない
- 不況は絶好の機会
- なぜマルクスには人気があるのか
- 第2章 シュンペーターは何者か
- 技術革新よりも、新しい販路を開拓した方が大きな流れを生むときもある
- 第3章 シュンペーターの思想の本質
- ★創造にとっていちばん大切なのは、破壊ではなく「組み換え」
- ★リスクを避けて現状を維持することが、最大のリスク
- ★ジョブスの真骨頂は、ゼロからの創造をしなかったこと
著者紹介
名和 高司
- 略歴
- 〈名和高司〉ハーバードビジネススクール修士(ベーカースカラー授与)。京都先端科学大学ビジネススクール教授。一橋大学ビジネススクール客員教授。著書に「企業変革の教科書」「パーパス経営」など。
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