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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/08/04
- 出版社: 文学通信
- サイズ:26cm/421p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909658-84-5
読割 50
- 国内送料無料
紙の本
人文学のためのテキストデータ構築入門 TEIガイドラインに準拠した取り組みにむけて
著者 人文情報学研究所 (監修),王 一凡 (執筆),岡田 一祐 (執筆),小川 潤 (執筆),片倉 峻平 (執筆),金 甫榮 (執筆),小風 尚樹 (執筆),佐久間 祐惟 (執筆),左藤 仁宏 (執筆),中村 覚 (執筆),南 亮一 (執筆),石田 友梨 (編),矢島 正豊 (執筆),大向 一輝 (編),小風 綾乃 (編),永崎 研宣 (編),宮川 創 (編),渡邉 要一郎 (編),井上 さやか (執筆),井野 雅文 (執筆)
人文学のためのテキストデータを構築するにはどうすればいいのか。自動文字起こし技術やTEIガイドラインを取り上げ、相互運用性の高いテキストデータを構築し、流通させる方法論を...
人文学のためのテキストデータ構築入門 TEIガイドラインに準拠した取り組みにむけて
人文学のためのテキストデータ構築入門 TEIガイドラインに準拠した取り組みにむけて
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商品説明
人文学のためのテキストデータを構築するにはどうすればいいのか。自動文字起こし技術やTEIガイドラインを取り上げ、相互運用性の高いテキストデータを構築し、流通させる方法論を示す。【「TRC MARC」の商品解説】
より効果的にテキストデータを蓄積・共有し、広く世界につなげるために、人文学研究においてテキストデータはこれからどう作っていけばいいのか。
私たちの読みを残し、共有し、たどれるようにする、あるいはどう読んだかを次世代に継承するためには、どういう処理や方法が必要なのか。
今後の人文学研究にとって必須のテキストデータ構築の方法を、丁寧に解説、紹介していく書です。
欧米ではすでに、こういったことに1980年代から取り組んできており、TEI(Text Encoding Initiative)ガイドラインという形でルールを共有してきましたが、日本では文字の扱いなどで難しい部分もあり、導入が遅れていました。しかし近年状況が劇的に変化しつつあります。
本書では、今後の人文学のための、より広い世界につながっていけるようにするためのテキストデータの構築手法を、全4部構成でレクチャーします。第1部ではテキストデータの構築に関する概要とこれまでの日本での動向、第2部は、テキストデータ構築のための実践、第3部、4部はテキストデータ構築やその利活用に関する事例を紹介します。
特に実践編では、実際使用するソフトウェアについての紹介とチュートリアルを提供するなど、具体的に紹介し実践的に作られています。ぜひ本書をガイドに、自身のテキストデータを扱ってみて下さい。現時点で考え得る実現可能かつ有用性の高いテキストデータ構築の手法を提示しています。実践演習として「漱石書簡を用いたTEIによるテキスト構造化入門」も掲載。
事例も豊富に紹介しています。古代から近代、日本や中国、中東、欧州までと、広範囲におよぶうえ、仏典の一大叢書である大正新脩大藏経に対するTEIガイドライン準拠のための構造化を組織的に推進しているSAT大蔵経データベース研究会の取り組みも紹介しました。
これからの人文学研究のために、必携の書です。
執筆は、石田友梨/大向一輝/小風綾乃/永﨑研宣/宮川 創/渡邉要一郞/井上さやか/井野雅文/王 一凡/岡田一祐/小川 潤/片倉峻平/金 甫榮/小風尚樹/佐久間祐惟/左藤仁宏/中村 覚/南 亮一/矢島正豊。
【…ただいろいろなデータをテキストに書き込んでいくだけでは、そのデータをうまく読み取ることも、より広い観点から活用することも十分にはできない。それが深くなればなるほど困難さも増していく。そこで、何らかのルールに基づいてデータを構築していくことが有力な選択肢となる。欧米の先進国では、これに1980年代から取り組んできており、TEI(Text Encoding Initiative)ガイドラインという形でルールを共有し、それに基づいてすでに相当の蓄積をなしている。欧米に比べ、日本では文字の扱い等に困難さを抱えていたこともあり、そのような習慣が根付くことに時間がかかり、その一方で、欧米で作られたルール…【商品解説】
目次
- はじめに:人文学のためのテキストデータ構築●永﨑研宣
- ・課題に正面から取り組むためのガイドブック
- ・知を蓄積・共有し、より広い世界へつなげる
- ・本書の構成
- 本書の読み方
- 第1部 概説編
著者紹介
人文情報学研究所
- 略歴
- 岡山大学学術研究院社会文化科学学域助教(特任)。論文に「18世紀インドにおけるカリフ制社会論―イスラーム改革思想家シャー・ワリーウッラーの『究極のアッラーの明証』より―」(『アジア太平洋討究』25、2015年、49–68頁)、「インドにおけるイスラーム神秘主義の霊魂論―シャー・ワリーウッラー・ディフラウィーを例に―」(International Journal of the Asian Philosophical Association, Vol. 9, No.1, 2016, pp. 111–131)、「イスラーム研究におけるデジタル・ヒューマニティーズの活用に向けて―シャー・ワリーウッラー『ハラマインの師たちの瞳孔』に基づく一七–一八世紀ハラマインの学者ネットワーク分析―」(『イスラーム地域研究ジャーナル』8、2016年、25–36頁)など。
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