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紙の本
天変地異の地球学 巨大地震、異常気象から大量絶滅まで (ブルーバックス)
著者 藤岡 換太郎 (著)
地震、台風、噴火、豪雨…。天災には周期があり、それらが束になったとき、地球史ではさらなる大激変が繰り返されてきた。では、メガ天変地異を起こしてきた究極の要因とは何か。天変...
天変地異の地球学 巨大地震、異常気象から大量絶滅まで (ブルーバックス)
天変地異の地球学 巨大地震、異常気象から大量絶滅まで
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商品説明
地震、台風、噴火、豪雨…。天災には周期があり、それらが束になったとき、地球史ではさらなる大激変が繰り返されてきた。では、メガ天変地異を起こしてきた究極の要因とは何か。天変地異を駆動する巨大サイクルの根源に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
日本が世界有数の地震大国であることは知られていますが、ほかにも火山噴火に台風、そして近年の線状降水帯による異常な大雨と、いったいなぜ、この国にはこれほど自然災害が集中するのでしょうか? じつは地球科学によれば、それは必然であり、日本は世界でも稀な「災害が束になってやってくる国」だというのです。災害が束になると、それはもう「天変地異」です。
しかし地球46億年の歴史をたどれば、もっとすさまじい天変地異の連続でした。日本列島の体積の6倍ものマグマが海底から噴き出し、すべての大陸が一つに合体してはまた分裂し、地球全体が凍りついて一個の雪玉になったこともありました。この間に、生物は何度も大量絶滅を繰り返してきました。
じつは、天変地異にはサイクルがあります。そのサイクルは、より大きなサイクルに呑み込まれ、そのサイクルもまた、さらに巨大なサイクルの歯車の一部となっています。
では、最も大きなサイクルとは何でしょうか? 地球を動かしている究極の原動力とは、いったい何なのでしょうか?
その答えは、宇宙にあるのかもしれない! 「しんかい6500」で深海底に50回以上潜った地球を知り尽くす筆者が、回転木馬に乗りながら考えてたどりついた推論とは? 天変地異を軸に46億年をとらえなおす、かつてないスケールの地球科学!
序 章 天変地異とは何か
第1章 人類が経験した天変地異
第2章 空、海、陸と天変地異
第3章 生物を襲った天変地異
第4章 究極の天変地異
終 章 銀河と天変地異
【商品解説】
目次
- 序 章 天変地異とは何か
- 第1章 人類が経験した天変地異
- 第2章 空、海、陸と天変地異
- 第3章 生物を襲った天変地異
- 第4章 究極の天変地異
- 終 章 銀河と天変地異
著者紹介
藤岡 換太郎
- 略歴
- 〈藤岡換太郎〉1946年京都市生まれ。東京大学理学系大学院修士課程修了。理学博士。静岡大学防災総合センター客員教授。著書に「山はどうしてできるのか」「海はどうしてできたのか」など。
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紙の本
天変地異のサイクル
2022/10/11 16:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
天変地異となると今の異常気象や火山の噴火を即思うが、この本は現在の異常気象などを主題にしているのではない。もっと大きな地球自体の変動を取り上げている。地質学から見た変動。その教科書的本かもしれない。地球外の要因と地球自体の要因が重なった時に大きな変動や動植物の絶滅までが起こっていると。考察の年代単位が大き過ぎてなかなかピンとこないが、地球自体の基礎を学ぶには良い一冊。