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商品説明
真夜中、12時ぴったりに教会の十字架の前で3本足の木の椅子に乗ると、悪魔が現れる−。おじいちゃんからこんな言い伝えを聞いた男の子がさっそく試すと、本当に悪魔が現れた! でも現れた悪魔は、想像と少し違っていて…。【「TRC MARC」の商品解説】
「真夜中12時ぴったりに、教会の十字架のまえで、鉄のくぎを1本もつかっていない3本足の木のいすにのると、あくまがあらわれる。そのとき、あくまの大好物のけしのみをまきながら逃げると、あくまはけしのみを拾うのにむちゅうになって、追いかけてこない、という話だ。」
おじいちゃんからこんな言いつたえを聞いたぼくは、夜中にこっそり家を抜けだして、教会へむかった。いすにのって、12時の鐘の音を待つと——なんと、本当にあくまがあらわれた! でも、このあくま、なんだかちょっとへんなんだ。「うえーん、まってよぅ、けしのみいっぱい食べたいよぅ」なんて、泣くんだもの。
それでぼくは、あくまにもっといいものをごちそうするために、とっておきの場所へ案内してあげたんだ。
スロバキア在住の作家が、地域につたわる言い伝えから想像を大きくふくらませて創作した、楽しい物語。
村の家並みやこぢんまりとした教会などが丁寧に描きこまれ、中欧の雰囲気がたっぷり味わえます。【商品解説】
著者紹介
洞野志保
- 略歴
- 〈洞野志保〉1977年北海道生まれ。女子美術大学美術学科洋画・版画コース卒業後、ブラチスラヴァ美術大学に留学し、版画学科サプリメンタルコースで学ぶ。作品に「きつねどん」など。
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