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紙の本
津田梅子 女子教育を拓く (岩波ジュニア新書)
著者 高橋 裕子 (著)
わずか6歳でアメリカ合衆国に派遣された「日本初の女子留学生」であり、日本の女子教育のパイオニアでもある津田梅子。その足跡を、内面や思索にも迫りつつ、最新の研究成果や豊富な...
津田梅子 女子教育を拓く (岩波ジュニア新書)
津田梅子 女子教育を拓く
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商品説明
わずか6歳でアメリカ合衆国に派遣された「日本初の女子留学生」であり、日本の女子教育のパイオニアでもある津田梅子。その足跡を、内面や思索にも迫りつつ、最新の研究成果や豊富な資料をもとに解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
1871年、使節団とともに、女子留学生の一員として渡米した津田梅子は、11年間かの地で教育を受け帰国。その成果を日本の女性のために役立てたいと願うが……。日本の女子教育のパイオニアであり、シスターフッドを体現した津田梅子の足跡を、その内面や思索にも迫りつつ、最新の研究成果・豊富な資料をもとに解説する。【商品解説】
日本の女子教育の道を拓いた津田梅子の足跡を、最新の研究成果・豊富な資料をもとに解説する。【本の内容】
目次
- 序章 「この塾は女子に専門教育を与える最初の学校であります」
- 教科書に登場する津田梅子/女子英学塾設立−女子のための専門的な高等教育機関の誕生/生徒一〇人でのスタート
- 1章 アメリカへ
- 父・仙、母・初子/官費女子留学生派遣/岩倉使節団と女子留学生/日本政府が女子留学生に期待したこと/当時の人種観/明治天皇と皇后謁見/旅立ち
- 2章 「家庭生活」を学ぶ
- ランマン家の人びと/山川捨松と永井繁子のホストファミリー/当時のアメリカ女性の地位/近代家族の中での成長/「小さい女の子の物語」(A little girl’s stories)/キリスト教
- 3章 帰国
- 帰国の途/「移植された木のよう」/日本の女性へのまなざし/アメリカ人宣教師への反感/歴史資料としての伝記と書簡/“Life is worthless without work.”−「仕事があってこその人生だ」/捨松の結婚/梅子の選択/教職のキャリア/鹿鳴館/華族女学校/明治天皇の「御親喩」/アリス・ベーコンが日本に/再度のアメリカ留学を望む
- 4章 再びアメリカへ
- ブリンマー大学へ/生物学を専攻/ロールモデルとしてのトマス学部長/アリス・ベーコンとの共同作業−『日本の少女と女性たち』/オスウィーゴ師範学校/後に続く女性たちのために−「日本女性米国奨学金」の創設/ビジョナリーとしての梅子
著者紹介
高橋 裕子
- 略歴
- 〈高橋裕子〉カンザス大学大学院教育学研究科博士課程修了(Ph.D)。津田塾大学学長。「津田梅子の社会史」でアメリカ学会清水博賞を受賞。
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以前刊行された、別新書レーベルの同一タイトル作品とは、また違う読み味わいの内容でした。
2022/10/10 22:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル通り、津田塾大学創始者で有名な、津田梅子さんの伝記です。
巻末に津田梅子さんの年譜が表示されており、文中の話をハイライトで振り返られたのが、個人的に良かったです。また、この年譜は大変読みやすいです。
今年2月に、別の新書レーベルで同一タイトルの作品が刊行されています。私はそちらも読みました。
読み比べてみて、当書とそちらの作品には別の読み味わいがありました。同一人物の伝記でも、作者によって文章は違ってくるのだ、同一タイトル作品であっても読み比べることに無駄はないのだ、ということに今回、気付けて良かったです。