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読割 50
紙の本
うぽっぽ同心十手綴り (中公文庫 うぽっぽ同心十手綴り)
著者 坂岡真 (著)
眉間の黒子に、福々しい頰。暢気に歩きまわる姿から“うぽっぽ”とよばれる、臨時廻り同心の長尾勘兵衛。目こぼし料を受け取らず、野心の欠片もないが、人知れぬところで江戸の無理難...
うぽっぽ同心十手綴り (中公文庫 うぽっぽ同心十手綴り)
うぽっぽ同心十手綴り
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商品説明
眉間の黒子に、福々しい頰。暢気に歩きまわる姿から“うぽっぽ”とよばれる、臨時廻り同心の長尾勘兵衛。目こぼし料を受け取らず、野心の欠片もないが、人知れぬところで江戸の無理難題を小粋に裁く! 江戸人情捕物帳。【「TRC MARC」の商品解説】
うぽっぽ――暢気者、うっかり者という意味の綽名をつけられ、ただひたすら町じゅうを歩き回る、臨時廻り同心の長尾勘兵衛。目こぼし料を受けとらず、野心の欠片もないが、人知れぬところで今日も江戸の無理難題を小粋に裁く。シリーズ第1作!【商品解説】
収録作品一覧
いれぼくろ | 5−109 | |
---|---|---|
ゆうかげ草 | 110−179 | |
霧しぐれ | 180−257 |
著者紹介
坂岡真
- 略歴
- 坂岡真
1961年、新潟県生まれ。11年の会社勤めを経て文筆の世界へ入る。江戸の情緒と人情の機微、そして花鳥風月を醸し出す筆致で、多くの読者を魅了している。主なシリーズに「鬼役」「鬼役伝」「帳尻屋始末」「帳尻屋仕置」「照れ降れ長屋風聞帖」「はぐれ又兵衛例繰控」「死ぬがよく候」「人情江戸飛脚」などがある。
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”うぽっぽ”の旦那がいい味出ています。
2023/11/29 08:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
何となく気になり購入。捕物帳としての謎解き、事件性については少し物足りない気もするので、そこを期待すると幾分ガッカリするかもしれない。
この話の肝は、やはり人情というのか、法、当時の社会性の中でどうしようもないところを”うぽっぽ”の旦那をはじめ、取り巻く人間の情けによって切り抜けていくところにある。
読んでいて、ホッとしたり温かい気持ちになって、読後感はよい。もともと徳間文庫から出版されていたとのこと、再出版もうなづける。
難しい漢字があって読みづらいところもあるが、それもひっくるめて時代情緒、江戸風情だとも感じた。
続編も購入する。