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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/12/05
- 出版社: 集英社
- サイズ:18cm/214p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-08-771825-6
紙の本
うま 馬に乗ってこの世の外へ
著者 井上 ひさし (著)
時は156…年。羽前の国、小松郷。村の有力者、松左エ門は、黄金のくそをするという馬を無理やり買い上げるが…。第一稿昭和34年の井上ひさしの未発表戯曲。主人公・太郎の悪漢ぶ...
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商品説明
時は156…年。羽前の国、小松郷。村の有力者、松左エ門は、黄金のくそをするという馬を無理やり買い上げるが…。第一稿昭和34年の井上ひさしの未発表戯曲。主人公・太郎の悪漢ぶりが痛快なピカレスク物語。【「TRC MARC」の商品解説】
今年3月、テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」で本物と鑑定され大反響を呼んだ、井上ひさしの未発表戯曲。没後12年にして最新作!
佐々木喜善が収集した伝承・昔話をまとめた『聴耳草紙』の一編「馬喰八十八」をベースに大胆な創意を盛り込んだ作品だ。舞台は「羽前の国、小松郷」。現在の山形県川西町、井上ひさしの出身地。時は「156…年」。病気の老婆を連れて、馬一頭と村にやってきた太郎。村の有力者・横暴な松左エ門は、この馬が黄金のくそをすると聞き、太郎から無理矢理買い上げる。しかし黄金を出さないため馬は殺されてしまう。その後、太郎は巧みなうそを重ねて、松左エ門をはじめとする村人からまきあげ大金を手にしながら、ついに復讐を果たす。太郎の悪漢ぶりが痛快なピカレスク物語。
第一稿、昭和34年6月21日。没後12年にして、井上戯曲ファン垂涎の最新作!
【著者略歴】
井上ひさし(いのうえ・ひさし)
1934年山形県東置賜郡小松町(現・川西町)生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。浅草のストリップ劇場フランス座文芸部員兼進行係を経て、放送作家として「ひょっこりひょうたん島」などを手掛ける。その後、戯曲、小説、随筆の執筆へと活動範囲を拡げる。72年『道元の冒険』で岸田戯曲賞、『手鎖心中』で直木賞受賞、ほか著作、受賞歴多数。84年こまつ座を旗揚げ。旗揚げ公演の『頭痛肩こり樋口一葉』から以降、2009年の『組曲虐殺』まで、こまつ座のために共催を含めて25作品を執筆「九条の会」呼びかけ人、日本ペンクラブ会長、仙台文学館館長、また多くの文学賞の選考委員を務めた。2010年4月9日、75歳で死去。【商品解説】
著者紹介
井上 ひさし
- 略歴
- 〈井上ひさし〉山形県生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。戯曲、小説、随筆の執筆などを行った。「手鎖心中」で直木賞受賞。
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