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商品説明
ドイツの2021年政権交代は、若者が政党に変革を求めたことで実現した。日本の若者が「従順さ」の押しつけを打ち捨てられるよう、ドイツの歴史に学ぶ教育や、環境・平和運動などを多角的に紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
本書では、日本の若者が自分で自分の首を絞めるような「従順さ」の押しつけを打ち捨てられるよう、同世代のドイツの人々が政治にどのように向き合い、また政治参加しているかを多角的に紹介します。彼らは、自分たちが享受する自由を、世の中の変革にどう結びつけようとしているのでしょうか。ドイツの若者にできていることは、日本の若者にできないはずはないでしょう。【商品解説】
目次
- 序 章 日本とドイツを比較する意味
- 第1章 「人間の尊厳は不可侵である」
- 第2章 家庭・学校から社会へ
- 第3章 歴史に向き合う
- 第4章 ドイツの若者の政治観
- 第5章 政治を変える
- 終章 Youthquake!
著者紹介
木戸 衛一
- 略歴
- 木戸 衛一(きど えいいち)
1957年千葉県柏市生まれ。東京外国語大学卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学、ベルリン自由大学博士。大阪大学大学院国際公共政策研究科教授。ライプツィヒ大学・ボーフム大学客員教授を歴任。日本平和学会理事。ドイツ現代政治・平和研究専攻。
著書に『平和研究入門』(編著、大阪大学出版会、2014年)、『変容するドイツ政治社会と左翼党』(耕文社、2015年)、『核と放射線の現代史』(共編著、昭和堂、2021年)、訳書にマルゴット・ケースマン/コンスタンティン・ヴェッカー『なぜ〈平和主義〉にこだわるのか』(いのちのことば社、2017年)など。
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紙の本
いま、ドイツを知ることは大事
2023/01/26 21:27
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投稿者:ブンヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る
終章のYouthquake!、木戸さんの思いを感じた。
Youthquakeは、若ものが揺れる、を意味する造語。
これまでのドイツの若い人たちがどう動き、今、どう動いているか、をこの本で知った。
大人がつくる社会が次の世代に注がれる。
今だけが良ければいいと、若い人たちに言えるはずがない。
どうする?大人たち、私を含めて、を問われていると。
これまで、ドイツで語り継がれた、平和を求める言葉。それが今、なきものにされようとしている恐れを思う。ドイツが崩れると、影響はとても大きいと思う。それは日本にも影響するだろう。武器なき平和。これを捨てることはできない。市民か戦争で死ぬ。これは歴史が伝えている。