- 販売開始日: 2022/11/30
- 出版社: KADOKAWA
- ISBN:978-4-04-605800-3
僕らには僕らの言葉がある
著者 詠里(著者)
“ろう”のピッチャー・相澤真白と“聴”のキャッチャー・野中宏晃。音のない世界と音のある世界を超えてお互いに近づいてゆく男子高校生バッテリーの青春ストーリー! 高校の入学式...
僕らには僕らの言葉がある
商品説明
“ろう”のピッチャー・相澤真白と“聴”のキャッチャー・野中宏晃。音のない世界と音のある世界を超えてお互いに近づいてゆく男子高校生バッテリーの青春ストーリー! 高校の入学式で、初の「インテグレーション生」として入学し、壇上から手話で挨拶する真白。野中は、野球だけが目当ての自分には関係ないと聞き流し、配られた指文字の表も丸めてポケットに入れてしまう。だが放課後、真白は野球部にピッチャー希望の新入生として、野中の前にふたたび現れた。バッテリーを組まされたものの、「こんなやつ いるだけ邪魔だ」と野中は思う。しかし、真白が自分にまっすぐ放った球を受けて野中の口から出た言葉は「ナイスボール・・・」。二人のストーリーが、始まった。
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言葉が通じた時の嬉しさ
2022/12/01 13:04
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じんべ - この投稿者のレビュー一覧を見る
素晴らしかったです。
聴覚障害や手話の内容は、もちろん分かりやすく詳しく描かれていて素晴らしいんだけど、それ以上に、誰かと関わることの宝物感が、すごく心に沁みました。
お互いの考えが分からなくて、不安や諦めに潰されそうな時、なんとか力づくで伝えた一言から、少しずつ気持ちを伝える言葉が増えていく様は、見ていて楽しく、勇気づけられました。
難しいことだけど、自分が持っている偏見という常識を少しでも無くすことができたら、表紙の二人みたいに、お互いに言葉を見つけ合える関係になれるんじゃないかと思いました。
聴者と聾のバッテリー
2022/12/10 21:46
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すずき - この投稿者のレビュー一覧を見る
生まれつき耳が聞こえないピッチャーと聴者のキャッチャーの出会いの物語
二人だけでなく周りの人の心境まで細やかに描かれています。
早く続刊が読みたいです