- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/11/18
- 出版社: 日経BP
- サイズ:21cm/462p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-296-00098-2
読割 50
紙の本
実践行動経済学 完全版 ノーベル経済学賞を受賞した賢い選択をうながす「しかけ」
著者 リチャード・セイラー (著),キャス・サンスティーン (著),遠藤 真美 (訳)
ノーベル経済学賞を受賞したセイラー教授の代表作である、行動経済学の入門書。強制や禁止をせずに本人の「よりよい選択」を後押しする“使える”経済学を、わかりやすく解説する。【...
実践行動経済学 完全版 ノーベル経済学賞を受賞した賢い選択をうながす「しかけ」
NUDGE 実践 行動経済学 完全版
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商品説明
ノーベル経済学賞を受賞したセイラー教授の代表作である、行動経済学の入門書。強制や禁止をせずに本人の「よりよい選択」を後押しする“使える”経済学を、わかりやすく解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
「行動経済学」最高の入門書!
ノーベル経済学賞受賞! セイラー教授の代表作が、
「最新の話題」を盛り込み、より「役に立つ」かたちになってリニューアル!
「NUDGE(ナッジ)」とは
親ゾウが、子ゾウの背中を鼻でちょっと押すように、
強制や禁止をせずに
本人の「よりよい選択」を後押しする「使える」経済学!
◆ ◆ ◆
「うっかりしていた」「知らなかった」「じっくり考える時間がなかった」……
実はその「損」、ナッジの活用で防げます!
・ジム、動画、音楽、雑誌……サブスクの「解約し忘れ」はなぜ起こる?
・保険料を得して医療費を安く抑える保険の選び方
・老後の年金を結果的に「一番多く」する方法
・事故多発の道路を安全に変えた「ある工夫」
・地球温暖化防止、ドナー登録……不快感を生まずに参加者を増やす方法は?
・我慢や強制ではなく、「健康的な生活」を“自然に”送るには?
・新型コロナウイルスのワクチン接種、最初から接種率が高かった自治体の手法は?
……
◆ ◆ ◆
◆「賢い人」「思慮深い人」ほど要注意!「ナッジ」で「認知バイアス」を乗り越えよう。
本書ではナッジにまつわる面白い実験を紹介している。たとえば、こんな実験だ。
あなたはいま、視覚認知テストを受けている6人の集団のなかにいる。
大きな白いカードに1本の線が描かれており、それをほかの3本の線と比べて、長さが同じものはどれか答える。3問目まではなにごともなく全員が同じ答えを選ぶ。
しかし、4問目であなた以外の5人が先に同じ線を選ぶのだが、それがどう見てもまちがっている。さあ、今度はあなたが答える番だ。あなたはどうするだろう。
・自分が「正解だ」と思った線を選ぶ
・前の5人が選んだ線を選ぶ
あなたは自信を持って、「正解だ」と思った線を選べるだろうか?
3問目までと比べて、少しためらいながら答えることになるのではないだろうか?
実は、このシチュエーションで、前の5人が選んだ線を選んでしまう人は珍しくはない。
ナッジとは、他人の回答に惑わされてしまう人間にとって、実に役に立つものなのだ。【商品解説】
目次
- 第1部 ホモ・エコノミクスとホモ・サピエンス 「なぜナッジは必要か?」
- 第1章 バイアスと誤謬――「最適な選択」は人にはむずかしすぎる
- 第2章 「誘惑」をはねのけることは、ほんとうにできる?――ナッジの役割
- 第3章 「みんなはどうか」が判断基準――みんなと同じことを、私もしたい
- 第2部 選択アーキテクト(選択設計)のツール ――それぞれの「よりよい選択」を実現する方法
- 第4章 ナッジは「いつ」必要か――ナッジを使うべきタイミングのはかり方
- 第5章 選択アーキテクチャー 「よい選択」をうながす仕組みをつくる
- 第6章 テレビショッピングの魔力――「待ってください、これだけじゃないんです!」
- 第7章 スマート・ディスクロージャー――すぐれた情報開示が賢い行動を生む
著者紹介
リチャード・セイラー
- 略歴
- 〈リチャード・セイラー〉シカゴ大学経営大学院教授。著書に「セイラー教授の行動経済学入門」など。
〈キャス・サンスティーン〉ハーバード大学ロースクール教授。著書に「ナッジで、人を動かす」など。
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会社でうまくやっていくために間違いなく役に立ちます
2023/03/21 08:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マック - この投稿者のレビュー一覧を見る
デフォルトの重要性、損失回避バイアス、現状維持バイアス・・・。組織運営や、プレゼン資料など、会社でうまくやっていくために実践的に役に立つ気づきやコツが満載です。豊富な科学的な実験データに裏付けられているので、ただのビジネスノウハウ本からは得られない知的刺激にも満ちています。すでに定年退職した身ですが、40代のときにこの本に出会っていたら、もう少しましな管理職になれたかもと、ちょっと残念な気持ちになりました。