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紙の本
ふたり、この夜と息をして (ポプラ文庫)
著者 北原 一 (著)
【ポプラ社小説新人賞〈特別賞〉(第9回)】顔の痣を化粧で隠している男子高校生のまことは、誰にもかかわらずに過ごすことを望んでいた。ある日、クラスメイトの女子、槇野がタバコ...
ふたり、この夜と息をして (ポプラ文庫)
ふたり、この夜と息をして
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商品説明
【ポプラ社小説新人賞〈特別賞〉(第9回)】顔の痣を化粧で隠している男子高校生のまことは、誰にもかかわらずに過ごすことを望んでいた。ある日、クラスメイトの女子、槇野がタバコを吸っているところを目撃。互いに秘密を抱えたふたりは徐々に距離を近づけていくが…。【「TRC MARC」の商品解説】
男子高校生・夕作(ゆさ)まことは、顔の痣をかくすために祖母から教えてもらった化粧をして生活している。それがばれることを恐れ、誰ともかかわらず平坦な日々を静かに過ごすことを望んでいた。
ある日、新聞配達のアルバイトの帰りに、公園でクラスメイトの女子生徒・槙野がタバコを吸っているところを目撃してしまう。不良でもない槙野がタバコを吸うのには、なにか理由があるらしい。偶然にも夕作が化粧をしていることを槙野に気づかれてしまい、互いに“秘密”を共有した二人は、徐々に距離が近づいていく――。
繊細な少年少女の心を丁寧に描き、第9回ポプラ社小説新人賞特別賞を受賞した感動の青春小説。【商品解説】
傷を隠して生きるふたりは”秘密”を共有し始める——。第9回ポプラ社小説新人賞<特別賞>を受賞した感動のデビュー作。【本の内容】
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この本を読めてよかった!
2023/05/10 22:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ssai - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯に「こんなにも切ない秘密があるのだろうか」という言葉が寄せられているが正にその通り。心に苦しさを抱える2人が、小さな秘密を共有することとなる。それによって主人公の日常には変化が現れるが…。
最後まで読んで、続けてすぐ再読したのは久しぶり。この作品の持つ静けさや美しさ、とても好きです。
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感動!
2023/02/07 04:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ママさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後でこんな風になるとは考えていませんでした。
何かあるのは解っていましたが、この結末は想像できず、とても感動致しました。