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商品説明
大航海時代から現代までの海上覇権の興亡をたどり、海上貿易や漁業、技術革新や海洋法などとの関係も含めて、海軍戦略の発展の歴史を描き出す。メルマガ『軍事情報』連載に加筆・整理。【「TRC MARC」の商品解説】
15世紀、大航海時代の幕開けとともに海上覇権の争奪戦が始まった──。世界を二分し繁栄を誇ったスペインとポルトガルは新興海洋国家オランダとイギリスに敗れ、そのイギリスはオランダを潰し、フランスを制してパクス・ブリタニカを築く。やがて日米独が新興海軍国として現れ、第一次世界大戦を経てイギリスの覇権は終焉する。第二次世界大戦後はパクス・アメリカーナの時代となるが、冷戦に勝利したアメリカもテロとの戦いで疲弊し、中国の台頭を許す。500年に及ぶシー・パワーの戦いを詳述しながら、「自由で開かれたインド太平洋」を実現するための日本の戦略を探る!【商品解説】
目次
- はじめに 1
- 序 章 海と海軍とシー・パワー 17
- 海の特質 17
- コミュニケーションの場としての海/資源の供給源としての海/軍事活動の場としての海
- 海軍とは 19
著者紹介
堂下 哲郎
- 略歴
- 堂下哲郎(どうした・てつろう)
1982年防衛大学校卒業。護衛艦はるゆき艦長、第8護衛隊司令、護衛艦隊司令部幕僚長、第3護衛隊群司令等として海上勤務。陸上勤務として内閣危機管理室出向、米中央軍司令部先任連絡官、海幕運用2班長、統幕防衛課長、幹部候補生学校長、防衛監察本部監察官、自衛艦隊司令部幕僚長、舞鶴地方総監、横須賀地方総監等を経て2016年退官(海将)。米ジョージタウン大学公共政策論修士。現在、日本生命保険相互会社顧問。著書に『作戦司令部の意思決定─米軍「統合ドクトリン」で勝利する』『海軍式 戦う司令部の作り方─リーダー・チーム・意思決定』(並木書房)がある。
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