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目次

    はじめに 1

    序 章 海と海軍とシー・パワー 17

      海の特質 17

    コミュニケーションの場としての海/資源の供給源としての海/軍事活動の場としての海

      海軍とは 19

    海上戦闘の起源/海軍の始まり

      シー・パワーとは何か 21

    マハンは「シー・パワー」の元祖か?/日本における「シー・パワー」の理解/現代における「制海」/制海・海域管制・海域拒否

    第1章 大航海時代 27

      ポルトガルとスペイン 27

    イベリア半島から始まった大航海時代/ポルトガル海上帝国/ローマ教皇による世界領土分割/太陽の沈まぬ帝国/オランダ・イングランドと日本との出会い/植民地のパターン
      大航海時代と戦国時代の日本 32

    中国の「海の帝国」/戦国時代の日本とアジアの海/スペインの明国征服論/秀吉の明国征服構想/台湾をめぐる争奪戦/オランダとイングランド/日本が植民地にならなかったわけ

    第2章 新興海洋国家オランダとイングランド 37

      オランダとイングランドの海上発展 37

    ニシン漁で発展するオランダ/海乞食党──オランダ海軍の源流/オランダ存亡の危機/イングランド海軍の源流/ヘンリー八世──戦闘艦隊の創設者/エリザベス一世──海外発展の黎明/アルマダの海戦/アルマダの海戦その後

      繁栄するオランダ海上帝国 45

    英国の伝統的戦略の形成/エリザベスの死と英国海軍の衰退/オランダの転機/敵国オランダ──スペインの命取り/驚嘆すべき海外進出/オランダ海上帝国/オランダ経済の躍進/オランダ──世界の商業の中心となる/忘れられたダウンズ海戦

      オランダの衰退 52

    忍び寄る衰退の影/英国人の疑問/国際法理論と力の裏付け/英国海軍の再建

    第3章 英仏のオランダ潰し 55

      イングランドのオランダ潰し 55

    オランダ潰しの航海条例/戦備も戦意もないまま開戦へ/オランダの弱さ/第一次英蘭戦争/オランダの復興──王政復古/第二次英蘭戦争

      フランスのオランダ潰し 60

    フランスの敵意/お粗末なオランダの臨戦準備/第三次英蘭戦争/オランダ窮地を脱する──名誉革命/イングランド海軍の発展/オランダの衰退──戦争でなく経済

    第4章 英仏抗争──パクス・ブリタニカへの道 65

      英仏抗争の始まり 65

    フランスとの長期戦争/イギリス王位継承戦争/ハーバートの艦隊保全主義/「大陸派」ウィリアム三世の功績/イスパニア王位継承戦争/フランスの通商破壊戦/英国の海上での優位獲得

      英仏抗争──大英帝国への歩み 70

    オーストリア王位継承戦争/七年戦争──ピングの銃殺刑/イギリス海軍の戦意の低下と硬直化/「艦隊戦術準則」の弊害/「海洋派」ピットの登場/カナダとインドの獲得/世界大戦の勝利──大英帝国へ

      アメリカ独立戦争 75

    初期の海上作戦/フランス参戦後の海上作戦/チェサピーク湾の制海権/セインツの海戦──敵戦列の突破/イギリス海軍の敗因/ピットの建艦政策

      フランス革命戦争 78

    英仏抗争の最終段階の始まり/イギリスの苦境/ナポレオンエジプト遠征軍との戦い/ネルソンの「命令無視」/ナポレオンのイギリス侵攻作戦/トラファルガー海戦/大陸封鎖令とナポレオンの没落/パクス・ブリタニカの到来

    第5章 パクス・ブリタニカ 84

    パクス・ブリタニカとは/自由貿易主義への転換/帆船から蒸気船へ──海運業の発展/戦略的要衝の獲得/非公式の帝国/海軍の役割の変化──砲艦外交/二国標準主義の始まり/地中海の海上勢力/パクス・ブリタニカ下の大西洋/パクス・ブリタニカを維持できた理由

    第6章 帆船の発達と戦術 94

      帆船の発達 94

    帆船時代の軍艦の発達/シー・パワーと木材の確保

      帆船の戦術 97

    海上戦闘方式の発達/戦術準則の確立/信号システムの改良/通商破壊戦の意義/私掠船、フリゲートと護送船団

    第7章 ネイヴァル・ルネッサンス 104

      技術革新の時代 104

    産業革命の影響/ネイヴァル・ルネッサンスの始まり/蒸気機関とスクリューの導入/炸裂弾とアームストロング砲の登場/装甲と装甲艦の誕生/通信、信号の技術革新/石炭から石油へ/巨大総合兵器メーカーの形成

      軍艦の進歩 110

    軍艦の機能分化と装甲艦の進歩/装甲艦の優位確立/近代戦艦の誕生/大艦巨砲主義への道─日本海海戦/ドレッドノート革命/巡洋艦の変遷/水雷兵器の発達/水雷艇、駆逐艦の登場/水中兵器の威力──フランス青年学派/潜水艦の登場と発達


    第8章 新興海軍国ドイツ 118

    ドイツ海軍の誕生/後発の帝国主義国家ドイツ/カイザーの海軍/ティルピッツの「リスク主義」/「艦隊法」と建艦競争/ド級戦艦の登場と建艦競争の激化

    第9章 新興海軍国アメリカ 124

      アメリカ海軍の誕生 124

    海軍の廃止と再建/ジェファーソン軍縮とトリポリ戦争/1812年戦争とアメリカ海軍/ナポレオン戦争後の海軍政策論争/海軍組織の発達/南北戦争におけるアメリカ海軍/進歩から取り残されたアメリカ海軍

      海洋国家アメリカの建設 129

    ニュー・ネイヴィー建設とマハン/海洋国家としての発展/米西戦争─植民地帝国の仲間入り/フィリピンの獲得と日米接近/ローズヴェルト──現代アメリカ海軍の父/棍棒外交/ハワイの海軍基地化/パナマ運河の建設

    第10章 新興海軍国 日本 137

      鎖国の終焉 137

    ヨーロッパ諸国の東アジア進出/鎖国政策の変遷/アヘン戦争の衝撃/捕鯨国アメリカとの出会い/黒船来航/鎖国体制の終焉

      幕府海軍から明治海軍へ 141

    幕府海軍の創設から終焉/日米修好通商条約/ロシア軍艦対馬占拠事件/幕府海軍の戦いと終焉/明治海軍──海兵隊の創設/海陸軍から陸海軍へ

    第11章 日清戦争 146

      日本と清国の対立 146

    眠れる獅子──清国/台湾出兵─初めての海外派兵/主権線と利益線/北洋水師来航の衝撃/難航する海軍建設/「旧式士官」の整理/海軍軍令部の独立/進まない清国海軍の改革

      日清戦争 152

    グローバルな英露抗争と朝鮮半島/日清の対立と開戦の決定/豊島沖海戦と高陞号事件/黄海海戦─速射砲と単縦陣の勝利/威海衛の戦い/戦争の終結──三国干渉/福沢諭吉の海洋国家論/日露戦争への道

    第12章 日露戦争 158

      日露開戦 158

    義和団の乱と「極東の憲兵」/日英同盟締結/対露開戦へ/仁川沖海戦──旅順口奇襲/黄海海戦と旅順包囲戦/浦塩艦隊との戦い/日本海海戦─大艦巨砲主義への道/近代兵器の実験場/戦争の終結

      新たな日米関係 163

    新たな日米関係の始まり/友好から対立へ/対日戦争計画「オレンジ計画」/グレート・ホワイト・フリート

      南進か北進か 167

    北守南進から南北併進へ/帝国国防方針の制定/「用兵綱領」──軍備拡張の論拠/「八八艦隊」の登場/国力を超えた帝国国防方針/海軍と陸軍の対立

    第13章 第一次世界大戦とパクス・ブリタニカの終焉 172

      第一次世界大戦 172

    消極的なドイツ海軍──要塞艦隊/イギリス海軍による対独経済封鎖/ジュットランド海戦/潜水艦との戦い/アメリカの参戦/日本の参戦/ドイツの敗北と艦隊の最期/戦争ルールの変化/対潜作戦と護衛船団制度/帝国国防方針への総力戦思想の導入/国防方針第一次改定/戦略の拡大と国際的孤立の始まり

      パクス・ブリタニカの終焉 181

    イギリスの海洋支配の衰退/二国標準政策とその限界/イギリス海軍と新しい戦略環境/パクス・アメリカーナへの移行/「光栄ある孤立」の終わり/フィッシャー改革と英連邦海軍創設/海洋大国アメリカの発展/パナマ運河の戦略的価値

    第14章 戦間期のシー・パワー 186

      ワシントン海軍軍縮条約 186

    ドイツに対する軍備制限──ヴェルサイユ条約/ワシントン海軍軍縮条約/対米7割の根拠/ワシントン体制

      国家戦略の喪失とロンドン海軍軍縮条約 191

    帝国国防方針第二次改定/国防政策の迷走の始まり/日本の漸減邀撃構想/米海兵隊作戦計画712D/「導火線」となった「海の生命線」/「艦隊派」と「条約派」/ロンドン海軍軍縮条約

      無条約時代と海軍航空の発展 197

    ヴェルサイユ体制の崩壊/日本海軍の軍備増強/戦間期におけるイギリス再軍備/戦間期における海軍航空戦力の発展/イギリスの海軍航空/アメリカの海軍航空/日本の海軍航空

    第15章 第二次世界大戦─大西洋の戦い 204

      ヒトラーの海軍 204

    大戦勃発─幻に終わった「Z計画」/ヒトラーの戦略とレーダーの戦略/通商破壊戦の開始/効果的だった機雷戦/ノルウェー攻略/Uボートの活躍

      ドイツ海軍の終焉 209

    フランスの降伏と英本土上陸作戦/不利になるUボート戦/地中海の戦い/大西洋での通商破壊戦/大西洋の戦いの終わり/独ソ戦の開始と北極圏の戦い/レーダーの解任/最後の戦い

    第16章 太平洋戦争への道 216

      無謀な開戦へ 216

    帝国国防方針第三次改訂/海軍の軍備構想/軍備拡張競争の敗北/時代遅れの漸減邀撃構想/進化したレインボー計画/無謀な開戦へ

      開戦への道 221

    大戦勃発──成立しない大東亜共栄圏/日米対立の激化──日独伊三国同盟/国家戦略の分裂/戦争指導構想/作戦構想─艦隊決戦の強要?/戦争指導の混乱

    第17章 太平洋の戦い 226

      緒戦の快進撃 226

    第1段作戦──ハワイ作戦/マレー沖海戦─航空機対戦艦の戦い/インド洋作戦/アメリカの対応

      攻勢作戦のつまずき 229

    第2段作戦(攻勢作戦)への転移/計画になかったミッドウェー作戦/珊瑚海海戦─史上初の空母対決/転換点となったミッドウェー海戦/不足するタンカー

      国力の限界─守勢作戦 233

    ガダルカナル島争奪戦/第3段作戦(守勢作戦)への移行/絶対国防圏への転換/絶対国防圏の瓦解/海軍作戦の終焉と特攻の開始/本土決戦準備と敗戦

      島嶼防衛と通商破壊戦 239

    日本軍の島嶼防衛作戦/米海兵隊の強襲上陸作戦/忘れられた通商破壊戦/連続攻勢の破綻/遅すぎた海上護衛戦/太平洋戦争の根本的な敗因

    第18章 海の地政学 246

      マッキンダーとスパイクマン 246

    海洋国家の地政学/マッキンダーの「ハート・ランド」/マッキンダーの世界観/スパイクマンの「リム・ランド」/スパイクマンの理論/リム・ランド論の発展

      マハンとコルベット 254

    地政学者としてのマハン/マハンとコルベット/マハンの中国に対する影響

    第19章 冷戦の始まり─米ソの軍拡競争 257

    大戦直後のアメリカ海軍/X論文とトルーマン・ドクトリン/提督たちの反乱/冷戦初期の米海軍戦略/ワイリーの順次戦略と累積戦略/ハンチントンらのマハン「再考」/朝鮮戦争/スターリンの海軍再建/ソビエト海軍拡張の基盤/フルシチョフの逆行政策と戦略論争/キューバ危機/米ソ海軍の軍拡競争/ソビエト陸軍からの独立/地中海での米ソ対立─第三次中東戦争/外洋海軍として発展するソ連海軍/パリティとなった米ソ海軍/1970年代のアメリカ海軍戦略

    第20章 冷戦の終焉─ソ連海軍の崩壊 272

      冷戦下のイギリス海軍 272

    原子力時代のイギリス海軍/「スエズ以東」からの撤退/フォークランド紛争

      ソ連のインド洋進出 275

    インド洋における英米のプレゼンス/ソ連のプレゼンス増大

      デタント 277

    デタント下のソ連海軍/デタント下のソ連の軍事外交/変化したソ連の海軍戦略/アフガニスタン侵攻──デタント終焉

      冷戦終結へ 280

    1980年代の米海軍戦略─レーガン軍拡/冷戦終結──ソ連海軍の崩壊

    第21章 中国人民解放軍海軍の歩み 283

      中国海軍の誕生 283

    軍閥混戦時代から国民革命海軍へ/人民解放軍海軍の誕生/第一次、第二次台湾海峡危機

      毛沢東の海軍 286

    「近代化・正規化」ならず/毛沢東の「二本足」戦略/アメリカによる「三線戦略」/米中接近、国交樹立/ソ連海軍のインド洋進出/南シナ海をめぐる中ソ越関係

      「現代化」する中国海軍 292

    海軍建設路線の復活/外洋への進出──鄧小平の軍事路線/近海防御戦略の発展/中国の海洋戦略──戦略的国境/海洋における戦略競争/鄧小平の海軍発展戦略/多層縦深防衛戦略とその発展

    第22章 海上自衛隊の歩み 298

      日本の「再軍備」298

    冷戦の始まりと自衛隊創設/1次防「身の程も知らぬ過大なもの」/戦力なき軍隊/2次防─暫定型から安定型へ/3次防──海上自衛隊の基礎完成/自主防衛の頓挫と4次防/「国内政治化」した日米安保

      日米共同とシーレーン防衛 304

    ニクソン・ドクトリンと日米安保の活性化/基盤的防衛力構想とGNP1パーセント枠/「新冷戦」の本格化とシーレーン防衛/日米共同の深化─大綱戦力の完成/タンカー戦争での蹉跌


    第23章 冷戦後のシー・パワー 309

      湾岸戦争の衝撃 309

    アメリカ海軍の戦略転換/日本──湾岸の夜明け作戦/中国──情報化条件下の局地戦争論

      日米同盟の深化と国際貢献 312

    政治空白の中の北朝鮮核危機/日米同盟「再構築」/「周辺事態」への備え/戦後初の国家安全保障戦略

      中国海軍の近代化 315

    第三次台湾海峡危機/中国海軍の近代化加速と「海軍ナショナリズム」/接近阻止・領域拒否(A2/AD)戦略

      米軍の「失われた10年」318

    長かった対テロ戦争/「世界の警察官」を降りたアメリカ/米国防予算削減の影響/大国間競争に舵を切ったアメリカ

    終 章 シー・パワーの時代 322

      中国の海洋進出と台湾問題 322

    「マラッカ・ジレンマ」/尖閣の危ういバランス─東シナ海/南シナ海の地政学/「航行の自由作戦」と中国の「リスク戦」/一帯一路/半世紀ぶりの台湾政策見直し

      ロシア海軍の復活 328

    ソ連時代の海洋戦略/黒海をめぐる地政学/ロシアのA2/AD/ロシアの「エスカレーション抑止」/プーチンロシアのゆくえ

      自由で開かれたインド太平洋 332

    なぜインド太平洋か/日米豪印の連携「クアッド」/NATO海軍との連携/「スエズ以東」へ回帰するイギリス/NATO戦略概念の見直し

      パクス・アメリカーナのゆくえ 336

    「パクス・シニカ」?/中国の「間違った戦略」/繰り返される大陸国家のあやまち/新たなシー・パワーの結束へ

    おわりに 342
    主要参考資料 345
    資料「関係年表」353
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