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紙の本
サンドワーム ロシア最恐のハッカー部隊 (角川新書)
著者 アンディ・グリーンバーグ (著),倉科 顕司 (訳),山田 文 (訳)
2014年に勃発したウクライナとロシアの紛争。その後ウクライナへのサイバー攻撃が始まった。ロシアのハッカー集団サンドワームの脅威とそれを食い止めようとしてきた研究者達の仕...
サンドワーム ロシア最恐のハッカー部隊 (角川新書)
サンドワーム ロシア最恐のハッカー部隊
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商品説明
2014年に勃発したウクライナとロシアの紛争。その後ウクライナへのサイバー攻撃が始まった。ロシアのハッカー集団サンドワームの脅威とそれを食い止めようとしてきた研究者達の仕事を辿り、ウクライナ戦争前の攻防に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
たった数行のコードが、世界の産業に壊滅的な打撃を与える--。07年、ロシアのハッカーはエストニアを攻撃、ほぼすべてのウェブサイトを不通にさせた。
14年、クリミア半島を併合したロシアは、15年にはウクライナの政府、メディア、交通機関へサイバー戦をしかけた。
重要インフラに焦点を当てた攻撃は、ウクライナをサイバー戦争の実験場とするものだという一部研究者の警鐘は無視され、ハッカー集団は攻撃性を増した。
その名は、サンドワーム。
15年、ウクライナ西部の送電網がハッキングされダウン、広域停電が起こった。同じ集団が、アメリカの電力会社にもマルウェアを仕掛けていた。
そして2017年、病院、製薬会社、空港、海運、郵便局、原子力発電所--世界中のネットワークが、マルウェアに感染し、莫大な損害を被った。
なかでも、ウクライナの受けた被害は甚大だった。これがサイバー戦争なのだ。【商品解説】
目次
- はじめに
- プロローグ
- 第1部 出現
- 1 ゼロデイ
- 2 ブラックエナジー
- 3 アラキス
- 4 戦力倍増
- 5 スターライト・メディア
- 6 ホロドモールからチョルノービリまで7 マイダンからドンバスまで
- 8 停電
著者紹介
アンディ・グリーンバーグ
- 略歴
- 〈アンディ・グリーンバーグ〉雑誌『WIRED』のシニアライター。サンドワームに関する報道でジェラルド・ローブ賞、シグマ・デルタ・カイ賞、ふたつのデッドライン・クラブ賞、コーネリアス・ライアン賞優秀賞を受賞。
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サイバー攻撃は規制されていない戦争・兵器
2023/09/30 09:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とらとら - この投稿者のレビュー一覧を見る
国家間のサイバー攻撃の実態についてのルポ。ロシア中心だけど、アメリカもやっている。一部の被害のことなんかは、ニュースとかで断片的に読んだり知ったりはしてても、俯瞰的にちゃんと理解できたのははじめてかも。
昔は戦争はあたりまえだったのが、2度の世界大戦などを経て、その教訓や被害の大きさとかも顧みて規制させるようになったり、あたりまえの感覚として、基本的にはよくないこと・避けるべきことと捉えられるようになってきたという気がする。でも、サイバー上で行われることについては、そういった感覚がなく、一方で、昔の戦争・兵器のように、その威力やもたらされる被害が大きくなっている。サイバーウィルスの感染も、制御する術なく敵味方関係なく広がる可能性も強い様です。実際の被害や被害当事者が大きく広がらないと、まともな議論の対象にならないのでしょうか。リアルでの戦争や兵器ですら、まだまともに制御できていないことを考えると、楽観できることは何もないという気分になります。