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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/01/27
- 出版社: ART NEXT
- サイズ:19cm/199p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-910825-08-3
読割 50
紙の本
50代からの、池波正太郎の食と街
著者 壬生 篤 (著)
生誕100年! 時代小説家であり、食のエッセイストでもあった池波正太郎。東京の下町に生まれ育った彼の49歳からの作品と人生を、「食と街」を重点に読み解く。池波正太郎が歩い...
50代からの、池波正太郎の食と街
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商品説明
生誕100年! 時代小説家であり、食のエッセイストでもあった池波正太郎。東京の下町に生まれ育った彼の49歳からの作品と人生を、「食と街」を重点に読み解く。池波正太郎が歩いた日本橋・銀座・神田・浅草MAP付き。【「TRC MARC」の商品解説】
企画概要
“時代小説作家”であり、“食のエッセイスト”としての顔も持つ池波正太郎は、2023年、生誕100年を迎える。だが彼が、その二つの顔を持って活躍し始めたとき、彼はすでに50代に差し掛かろうとしていた。彼はその年齢から作家としての長い最盛期を迎え、67歳で亡くなるまで成長を止めることはなかった。そこにはどんな秘密があったのか…? 本企画では、彼の時代小説家としての頂点をなす“江戸三大シリーズ”(『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』)の中でも、最も後発の作品であり、最終話は絶筆となって中断し、2023年2月に2部作の新作映画として公開される『仕掛人・藤枝梅安』を中心に、池波正太郎の最盛期はこれなしで語れない重要なアイテムである、食、そして東京の街への彼の思いや関わり方から、その作家としての最盛期を、いわゆる“アラフィフ”以降の一つの生き様の具体例と考えて、その秘密を読み解こうとする企画である。
構成
(1)“仕掛人・藤枝梅安”は池波正太郎が創った“ラスボス”か?
(2)“食の随筆家”としての池波正太郎の誕生
(3)池波正太郎の“食のエッセイ”のその後
(4)池波正太郎の“東京の街、再発見” ① 銀座編
(5)池波正太郎の“東京の街、再発見” ② 浅草編
(6)池波正太郎の“東京の街、再発見” ③ 神田連雀町編
(7)“50代”を迎えての作家・池波正太郎の生き方 ~老後、そして時代への不安の中で~
“江戸三大シリーズ”の連載小説執筆を軸とする、作家・池波正太郎の最盛期は、同時に、彼にとってはすでに始まっていた“老い”や、いつか来るべき“死”への不安とも向き合うような日々でもあった。しかし、その間、彼は54歳のときに、自身初のヨーロッパ旅行としてフランスへ行き、以後、数度にわたってフランスを中心にヨーロッパや東南アジアを旅行するなど、それ以前よりもはるかに精力的な活動を続けた。
この本は、そんな池波正太郎の“老い”への思いや生き方、また、彼がその老いの時期を迎えた昭和末から見た“時代的不安”などを紹介しながら、単なる時代小説作家ではなかった池波正太郎の、今に通じる“将来への慧眼”などについて紹介する。【商品解説】
著者紹介
壬生 篤
- 略歴
- 〈壬生篤〉東京出身。東京都立大学卒。作家・編集者。江戸・東京の歴史案内、文芸評などを専門とし、コミックス原作・シナリオなども手掛ける。著書に「池波正太郎を“江戸地図”で歩く」など。
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池波正太郎の食と街
2023/05/13 12:54
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本橋、銀座、浅草、神田など池波正太郎が歩いた頃の地図と現在の地図とが出ていて、なくなってしまったお店も多いことを知り残念に思いました。今年2023年で生誕100年とのことですが、改めて67歳とは早かったと感じます。内容は池波正太郎作品の引用部分が多く、食と街という内容だけではありませんでした。