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どうした、家康 （講談社文庫）
著者 上田 秀人 （著）,矢野 隆 （著）,山本 巧次 （著）,門井 慶喜 （著）,小栗 さくら （著）,稲田 幸久 （著）,風野 真知雄 （著）,砂原 浩太朗 （著）,吉森 大祐 （著）,井原 忠政 （著）,谷津 矢車 （著）,松下 隆一 （著）,永井 紗耶子 （著）
徳川家康は幼少で母と生き別れ、少年時代は人質として各地を転々としたが、戦国の世を勝ち抜き、天下人として幕府を開いた−。歴史時代小説の精鋭１３人が趣向を凝らす、歴史改編もあ...
どうした、家康 （講談社文庫）
どうした、家康
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商品説明
徳川家康は幼少で母と生き別れ、少年時代は人質として各地を転々としたが、戦国の世を勝ち抜き、天下人として幕府を開いた−。歴史時代小説の精鋭１３人が趣向を凝らす、歴史改編もありの短編集。『小説現代』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
人質から天下人へ。徳川家康のドラマチック人生！
幼少で母と生き別れ、少年時代は人質として各地を転々とした徳川家康。戦国の世を勝ち抜き、天下人として幕府を開くまでに、何度も訪れる人生の節目で、都度難しい選択を迫られた。織田家に囚われてから大坂の陣まで、歴史時代小説の精鋭十三人が趣向を凝らす、歴史改変もありの短編集。〈文庫オリジナル〉
織田家の人質となっていた少年時代
桶狭間の戦い
三河一向一揆
三方ヶ原の戦い
本能寺の変後の伊賀越え
小牧長久手の戦い
関東移封
関ヶ原の戦い
大坂夏の陣
など。
徳川家康の節目となった事績や事件をテーマに、ついに天下を手中に収めるまでの分かれ道を彼がどう切り抜けたか、史実に忠実な作品だけではなく、「あのときこうなっていたら」という歴史改変ものも含むバラエティー豊かなラインナップで、超短編を集めました。【商品解説】
目次
- 囚われ童とうつけ者 矢野 隆
- 悪妻の道 風野真知雄
- 生さぬ仲 砂原浩太朗
- 三河より起こる 吉森大祐
- 徳川改姓始末記 井原忠政
- 鯉 谷津矢車
- 親なりし 上田秀人
- 魔王 松下隆一
- 賭けの行方 神君伊賀越え 永井紗耶子
- 長久手の瓢 山本巧次
収録作品一覧
| 囚われ童とうつけ者 | 矢野隆 著 | １１−３２ |
|---|---|---|
| 悪妻の道 | 風野真知雄 著 | ３３−５３ |
| 生さぬ仲 | 砂原浩太朗 著 | ５５−７６ |
著者紹介
上田 秀人
- 略歴
- 1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。97年小説CLUB新人賞佳作。歴史知識に裏打ちされた骨太の作風で注目を集める。講談社文庫の「奥右筆秘帳」シリーズは、「この時代小説がすごい！」（宝島社刊）で、2009年版、2014年版と二度にわたり文庫シリーズ第1位に輝き、第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞も受賞。抜群の人気を集める。「百万石の留守居役」は初めて外様の藩を舞台にしたシリーズ。文庫時代小説の各シリーズのほか歴史小説にも取り組み、『孤闘 立花宗茂』で第16回中山義秀文学賞を受賞。他の著書に『竜は動かず 奥羽越列藩同盟顛末（上下）』『戦端』など。2022年第７回吉川英治文庫賞を「百万石の留守居役」シリーズで受賞した。
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いろいろな家康
2023/10/17 06:38
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投稿者：nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
徳川家康の生涯を、オムニバス形式で、多彩な作家が描く。人生の幾つもの転機において、家康の心の動きと行動をどのようにとらえるかは作家次第というところだろう。視点が変われば、人物像が変わり、また歴史の事実は変わらないが、真実はこうであったのでは、と思うことができ、楽しめる。
