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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/12/26
- 出版社: 洪水企画
- サイズ:19cm/221p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909385-37-6
紙の本
草森紳一「以後」を歩く 李賀の「魂」から、副島種臣の「理念」へ (詩人の遠征)
著者 愛敬 浩一 (著)
ジャンルを問わない「もの書き」として活躍した草森紳一。その死後に刊行された多くの著作を取り上げ、“副島種臣に身を寄せる草森紳一”とでもいうべきテーマを取り出そうという試み...
草森紳一「以後」を歩く 李賀の「魂」から、副島種臣の「理念」へ (詩人の遠征)
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商品説明
ジャンルを問わない「もの書き」として活躍した草森紳一。その死後に刊行された多くの著作を取り上げ、“副島種臣に身を寄せる草森紳一”とでもいうべきテーマを取り出そうという試み。「草森紳一の問い」の続編。【「TRC MARC」の商品解説】
草森紳一(1938〜2008年)は北海道出身で、慶応義塾大学の中国文学科卒業。ジャンルを問わない「もの書き」として活躍し、その死後も、驚くべきことに十冊以上の新刊書がコンスタントに刊行され続けた。現在までのところ、草森紳一の専著は六十四冊(増補版や復刊も含む)、対談本が一冊。本書は、愛敬浩一『草森紳一の問い』に続く、シリーズ第二弾である。ことさらに〝草森紳一「以後」〟としたのは、既に見た通り、草森紳一の死後に多くの著作が刊行された事実による。また、若き日の〝李賀に憑りつかれた草森紳一〟に対し、〝副島種臣へと身を寄せる草森紳一〟とでもいうべきテーマを取り出そうという野心もある。(惜しむらくは、草森の〈副島種臣論〉が雑誌連載のまま、未刊。)「李賀」が「魂」であり、「副島種臣」が「理念」というべきか。その〝意志的な「雑文」のスタイル〟が、天上の高みへとのぼりつめる姿を見よ。【商品解説】
目次
- プロローグ ——なぜ〝草森紳一「以後」〟なのか
- 副島種臣が隠れていた 『随筆 本が崩れる』を再読する
- 漢字という大陸 『文字の大陸 汚穢の都』を読む
- 草森紳一の「漢詩鑑賞」本 『酒を売る家』の再刊を求める
- 詩人論 大手拓次の場合 『印象』を思い出す
- 夢の方法 島尾敏雄の場合 『夢の展翅』を思い合わせる
- 幻想の階段 『記憶のちぎれ雲』を読む
- あとがき ——再び〝中じきり〟として
著者紹介
愛敬 浩一
- 略歴
- 1952年群馬県生まれ。和光大学卒業後、同大学専攻科修了。現代詩人文庫17『愛敬浩一詩集』(砂子屋書房)、新・日本現代詩文庫149『愛敬浩一詩集』(土曜美術社出版販売)等多数。近著に、詩集『メー・ティはそれを好まない』(土曜美術社出版販売)の他、評論・エッセイとして[新]詩論・エッセイ文庫10『詩人だってテレビも見るし、映画へも行く。』(土曜美術社出版販売)、[新]詩論・エッセイ文庫17『大手拓次の方へ』(土曜美術社出版販売)、[新]詩論・エッセイ文庫21『詩から遠く離れて』(土曜美術社出版販売)、詩人の遠征シリーズ12『遠丸立もまた夢をみる』(洪水企画)、詩人の遠征シリーズ13『草森紳一の問い』(洪水企画)など。日本現代詩人会会員。群馬大学非常勤講師。
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