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紙の本
太平洋食堂 (小学館文庫)
著者 柳 広司 (著)
明治37年、紀州・新宮に洋食屋「太平洋食堂」が開店した。店主は地元で慕われていた医師・大石誠之助。常に貧しき人の側に立って行動する誠之助は、国家から監視されるようになり…...
太平洋食堂 (小学館文庫)
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商品説明
明治37年、紀州・新宮に洋食屋「太平洋食堂」が開店した。店主は地元で慕われていた医師・大石誠之助。常に貧しき人の側に立って行動する誠之助は、国家から監視されるようになり…。歴史の闇に埋もれた傑士の半生を描く。〔2020年刊の加筆・修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
消された歴史に命を宿す傑作歴史長編!
こんなに魂に沁みる小説はめったにない!
今こそ、読むべき物語だ。(作家・藤沢周)
一九〇四年(明治三十七年)、紀州・新宮に西洋の王様がかぶる王冠のような看板を掲げた一軒の食堂が開店した。
「太平洋食堂」と名付けられたその店の主人は「ひげのドクトル(毒取る)さん」と呼ばれ、地元の人たちから慕われていた医師・大石誠之助。アメリカやシンガポール、インドなどに留学した経験を持つ彼は、戦争と差別を嫌い、常に貧しき人の側に立って行動する人だった。
やがて幸徳秋水、堺利彦、森近運平らと交流を深めていく中、“主義者”として国家から監視されるようになった誠之助に待ち受ける運命とは――。
歴史の闇に埋もれた傑士の半生を描く傑作長編小説。【商品解説】
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知らなかった
2023/02/21 17:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドクトル(毒取る)という異名を持つ医師の大石誠之助。差別を嫌い、貧しい者の味方であり続け、地元の皆に慕われていた大石は幸徳秋水という人物と出会い、大きな衝撃を受けた。しかし、彼との出会いが運命を変えることになるとは・・・・。
和歌山では南方熊楠が有名ですが、大石誠之助も相当な人物でしたね。彼に関する書籍を探してみようと思います。