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紙の本
綴る女 評伝・宮尾登美子 (中公文庫)
著者 林 真理子 (著)
「鬼龍院花子の生涯」「天璋院篤姫」…私たちを夢中にさせた「宮尾ワールド」は本当に存在したのか。昭和と平成を駆け抜けた国民的作家・宮尾登美子の横顔と、作品の秘密に迫る評伝。...
綴る女 評伝・宮尾登美子 (中公文庫)
綴る女 評伝・宮尾登美子
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商品説明
「鬼龍院花子の生涯」「天璋院篤姫」…私たちを夢中にさせた「宮尾ワールド」は本当に存在したのか。昭和と平成を駆け抜けた国民的作家・宮尾登美子の横顔と、作品の秘密に迫る評伝。【「TRC MARC」の商品解説】
「これって本当のことですかね。作家は日記でよく嘘をつきますから」。後に「呪い」と称した家業・女衒(芸妓娼妓紹介業)を営む父との軋轢、血の繋がらない母との絆、満州からの壮絶な引き上げと、借金に苦しんだ下積み時代――。『櫂』『陽暉楼』『鬼龍院花子の生涯』など、ドラマ・映画の原作としても愛された自伝的小説を世に送り続け、昭和・平成のエンタメ界を席巻したヒットメイカー・宮尾登美子。彼女の綴った物語はどこまでが真実で、どこからが創作だったのか。誰もが知る国民的作家の謎めいた生涯に林真理子が挑んだ、衝撃のドキュメンタリー。〈解説〉綿矢りさ
【目次】
前書き
第一章 誕生会
第二章 ある噂
第三章 富田屋の跡
第四章 南国
第五章 同級生
第六章 学歴
第七章 『櫂』の世界
第八章 農家の嫁
第九章 二人の母
第十章 兄と妹
第十一章 満洲の少年
第十二章 『朱夏』の村
第十三章 テレビ出演
第十四章 借金二人三脚
第十五章 事 業
第十六章 家 出
第十七章 再婚
第十八章 太宰治賞受賞
第十九章 直木賞
第二十章 映画化
第二十一章 女流作家たち
第二十二章 きのね
第二十三章 最後の小説
第二十四章 帰郷
最終章 続・仁淀川
解説 「綴る女」を綴る女 綿矢りさ【商品解説】
著者紹介
林 真理子
- 略歴
- 林真理子
一九五四年山梨県生まれ。日本大学芸術学部卒。八二年『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーとなる。八五年「最終便に間に合えば」「京都まで」で直木賞、九五年『白蓮れんれん』で柴田錬三郎賞、九八年『みんなの秘密』で吉川英治文学賞、二〇一三年『アスクレピオスの愛人』で島清恋愛文学賞を受賞。一八年に紫綬褒章を受章。著書に『李王家の縁談』『美女の魔界退治』『小説8050』『綴る女』などがある。
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宮尾登美子評伝
2023/04/23 20:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
「林さんになら話す」と仰っていたそうなので、宮尾登美子さんの生前に詳しくインタビュー出来なかったことが残念です。大ファンではあっても美化した姿を描くのでなく、丹念に取材して真実の姿に迫ろうとしたノンフィクションだと感じました。1点疑問だったのは、最初の夫に暴力を振るわれたことを、読者の興味を引くために大げさに書いたのではないかとありますが、娘さんのそういった証言などもなく林真理子さんの憶測でしかないように思いました。