「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/04/25
- 出版社: 日経BP日本経済新聞出版
- サイズ:19cm/341p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-296-11706-2
読割 50
紙の本
インフレ・ニッポン 終わりなき物価高時代の到来
著者 大塚 節雄 (著)
41年ぶりの消費者物価上昇、32年ぶりの円安水準、24年ぶりの円買い介入…この状況は「異常」なのか? これまでの財政金融政策を振り返り、大転換後の日本のとるべき策を緊急提...
インフレ・ニッポン 終わりなき物価高時代の到来
インフレ・ニッポン 終わりなき物価高時代の到来
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
41年ぶりの消費者物価上昇、32年ぶりの円安水準、24年ぶりの円買い介入…この状況は「異常」なのか? これまでの財政金融政策を振り返り、大転換後の日本のとるべき策を緊急提言する。【「TRC MARC」の商品解説】
●半世紀ぶりの大インフレ、四半世紀ぶりの円安
コロナ禍とウクライナ戦争を背景におよそ半世紀ぶりの大インフレが世界を襲った。低インフレにあえいできた日本も例外ではない。「輸入インフレ」の深刻度は米欧をしのぐ。資源高に根ざす物価高に拍車をかける円安が同時に広がったためだ。世界的なインフレの波のなかでも、日本は賃金デフレの流れが終わらず、日銀は金融引き締めに動けない。輸入インフレと、なお残る賃金デフレ。そのダブルパンチが通貨安を生み、さらなる物価高を生む悪循環になった。
本書は、日本と海外に広く目を向け、市場をウオッチしてきたベテランの日経記者によるもの。ファクトを積み上げ、幅広い取材から総合的な視点で日本の今後を占う。
●ピンチはチャンスになるか
苦境の日本にチャンスはあるか。モノの値段が上がるということは、停滞してきた日本経済を動かすことになる。よい値上げはモノやサービスの付加価値をあげることであり、脱炭素、デジタル時代においてのより一層のイノベーションが期待できる環境となる。例えば物価連動の賃金制度を取り入れるなどして、消費者の効用をあげるという策も必要だ。
また、4月からの日銀新総裁の就任は、脱アベノミクスを掲げたものになる必要があるだろう。円安誘導で企業業績は向上したものの、賃金は下落し、格差は助長された。今後も資源インフレが予想されるなかでの円安は、もはや限界を迎えている。正常な金融政策を取り戻し、成長に向けて舵を切っていくことが求められる。【商品解説】
目次
- 第1章 日本の物価に何が起きたのか
- 第2章 「インフレ」ゆえに「デフレ」が深まる不思議の国
- 第3章 「景気を思う」ゆえに「景気を冷やす」? 円安のジレンマ
- 第4章 最終兵器「黒田日銀」の終幕 円相場はどこへ
- 第5章 パウエルFRBの正念場 名議長か黒歴史か
- 第6章 賃金は上がるか 「失われた30年」打開への道
- 第7章 世界インフレ時代、「終わり」か「始まり」か
- 第8章 「ピンチをチャンスに」6つの提言
著者紹介
大塚 節雄
- 略歴
- 〈大塚節雄〉早稲田大学政治経済学部政治学科卒。日本経済新聞社編集委員兼論説委員。日本証券アナリスト協会認定アナリスト。
関連キーワード
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む