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- カテゴリ:中学生 高校生 一般
- 発売日:2023/03/01
- 出版社: 農山漁村文化協会
- サイズ:26cm/150p
- 利用対象:中学生 高校生 一般
- ISBN:978-4-540-22114-9
読割 50
紙の本
テーマで探究世界の食・農林漁業・環境 2 ほんとうのサステナビリティってなに?
著者 関根 佳恵 (編著)
農林漁業がもつ多彩で幅広いつながりを理解するための手がかりを提供。2は、食や農に関する「当たり前」を問い直す。サステナブルな社会の実現につながるアイデアを、第一線で活躍す...
テーマで探究世界の食・農林漁業・環境 2 ほんとうのサステナビリティってなに?
ほんとうのサステナビリティってなに?
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商品説明
農林漁業がもつ多彩で幅広いつながりを理解するための手がかりを提供。2は、食や農に関する「当たり前」を問い直す。サステナブルな社会の実現につながるアイデアを、第一線で活躍する研究者たちがデータも交えて解説。【「TRC MARC」の商品解説】
「農業は自然に優しい産業」と考えていませんか?農家にお嫁さんが来ないってホントですか?カップラーメンの材料がどこから来ているか知っていますか?本書では、政府や企業、個人によるSDGsの取り組みの実際、和食やカップラーメンから考える日本の食卓の姿、農業や飲食の現場での働き方など、食べることや農業に関する「当たり前」を、もう一度問い直します。サステナブルな社会の実現につながるアイデアを、第一線で活躍する研究者たちがデータも交えて丁寧に解説します。自ら問題を探究し、考えるための手掛かりとなる一冊です。
問いを持ち続け、より深く考え続けるために
食と農に関する既存概念を覆し、「クリティカル・シンキング」(論理的思考)のための基礎づくりに
◎キークエスチョンで、食べることや農林漁業に関する「当たり前」を、もう一度問い直す
◎サステナブルな社会の実現につながるアイデアを、第一線で活躍する研究者などがデータも交えて丁寧に解説
◎探求に役立つ関連キーワードや、もっと学ぶたまの参考文献・資料で、より深い学びに役立てる
●はじめに―世界とつながっている私たちの食卓
●SDGs
SDGsとはなにか/日本の農林漁業とSDGs/日本の農林漁業とジェンダー/日本の農林漁業と若者/便利な生活を見直してみる/SDGs達成に向けた日本政府の取り組み/地方自治体がSDGsに向けてしていること/パーム油産業と生物多様性の保全/農業協同組合がSDGsに向けてしていること/ライフスタイルとしてのSDGs
●家族農業
SDGs達成に家族農業が必要なわけ/家族農業が世界の人々を養っている/アグロエコロジーに向かう世界の農業政策/国際家族農業年と国連 家族農業の10年/国連 農民の権利宣言/ESDと農林水産業/小規模農業を支援する世界の国々
●日本の食卓から
和食(寿司)から考える日本の食卓/カップラーメンから考える世界とのつながり/認証の向こう側-パーム油学習で考えたいこと/アブラヤシ・プランテーション開発の進むボルネオで/ペットボトルのお茶と喫茶文化/大豆から考える世界の農業/大規模な酪農から小さな酪農へ/工場型畜産からアニマルウェルフェアへ
●貿易と流通
農場から食卓へ─変わる農産物・食品の流通/世界の食料貿易体制/農と食を結び直す産消提携とPGS
●土地と労働
農地を守るのは誰か /外食・中食産業で働く/農林漁業で働く
●テクノロジー
タネを採ることと種子を買うこと/ロボットや植物工場が農業の危機を救う? /フードテック/農薬・化学肥料・食品添加物の規制と安全性/遺伝子組み換えとゲノム編集技術を考える
●社会と政策
変わる日本の農業政策/公共調達を変革する─有機学校給食の取り組み/食べることと出すこと/エコロジーと公共政策/世界農業遺産と地理的表示が目指すもの/みどりの食料システム戦略は農業をどう変えるか
●おわりに―農場と食卓をつなごう【商品解説】
目次
- はじめにー世界とつながっている私たちの食卓(関根佳恵)
- 【SDGs】
- Theme1 SDGsとはなにか?(関根佳恵)
- Theme2 日本の農林漁業とSDGs(金子信博)
- Theme3 日本の農林漁業とジェンダー(上野千鶴子)
- Theme4 日本の農林漁業と若者(関根佳恵)
- Theme5 便利な生活を見直してみるー脱プラスチックを通して(星野智子)
- Column1 SDGs達成に向けた日本政府の取り組み(三輪敦子)
- Column2 地方自治体がSDGsに向けてしていること(重藤さわ子)
著者紹介
関根 佳恵
- 略歴
- 1980年神奈川県生まれ。高知県育ち。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。立教大学講師、国連世界食料安全保障委員会(CFS)専門家、国連食糧農業機関(FAO)客員研究員、愛知学院大学経済学部准教授をへて、2022年より愛知学院大学経済学部教授。専門は農業経済学、農村社会学、農と食の政治経済学。家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン常務理事。単著に『13歳からの食と農─家族農業が世界を変える─』(かもがわ出版、2020年)、『家族農業が世界を変える(全3巻)』(かもがわ出版、2021〜22年、学校図書館出版賞受賞)、編著に『アグリビジネスと現代社会』(筑波書房、2021年)などがある。
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