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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/04/06
- 出版社: 高文研
- サイズ:19cm/175p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-87498-844-2
紙の本
色覚の多様性 〈選別の病理〉を問い直す
色覚は十人十色、相違はあっても「異常」ではない−。先天的な色覚をめぐる偏見にさらされてきた当事者・家族の思い、色覚検査制度における近年の変遷・取り組みを紹介し、社会的な色...
色覚の多様性 〈選別の病理〉を問い直す
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商品説明
色覚は十人十色、相違はあっても「異常」ではない−。先天的な色覚をめぐる偏見にさらされてきた当事者・家族の思い、色覚検査制度における近年の変遷・取り組みを紹介し、社会的な色覚バリアを撤廃していく道を考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
色覚バリアの撤廃を!
色覚に違いのある当事者への偏見が依然として根強い日本ですが、20年ほど前の労働安全衛生法令の改正で雇用時健康診断での色覚検査廃止、学校保健法令の改正で定期健康診断時の色覚検査廃止にともない、就職・進学での制限は緩和されてきました。
その後、眼科医会などの反対運動により学校での検査がかなり復活もしていますが、誰もがありのままに暮らせる多様性のある社会をめざし、色覚は「十人十色」、相違はあっても「異常」ではない、「色覚バリアの撤廃」を提言します。そしてそれは数百万人ともいわれる偏見や差別に苦しむ当事者の方々へのメッセージでもあります。【商品解説】
目次
- 序章:色覚問題の所在―検査・選別から差異の共生へ
- 1章:色覚検査に苦しめられた当事者の思い
- 2章:予断と偏見を問う当事者の所見
- 3章:転変する色覚検査制度―社会的な色覚バリア・障壁の残存
- 4章:私たちの取り組み―社会的な色覚バリア・障壁に抗して
- 終章:「十人十色」―色覚の相違は「異常」ではない
- ■資料編
著者紹介
日本色覚差別撤廃の会
- 略歴
- 色覚に違いのある当事者のもつ色彩識別力の正当な評価、色覚当事者への不当な差別の撤廃をめざす当事者団体。1994年に発足。本人(正会員)、家族(準会員)、支援者(賛助会員、顧問)で構成されている。
さまざまの社会的な色覚バリアの撤廃に向けて、国や事業者等への啓発・要望、一般向けの講演会の開催などに取り組むとともに、会員どうしの交流や情報の共有を進めている。
略称:てっぱいの会
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