- 販売開始日: 2023/03/04
- 出版社: 扶桑社
- ISBN:978-4-594-09424-9
統一協会問題の闇
安倍晋三元総理の銃撃事件を機に再び動き始めた旧統一協会(世界平和統一家庭連合)を巡る問題は、日本が抱えるさまざまな課題を浮き彫りにした。銃撃犯・山上徹也を生んだ「宗教2世...
統一協会問題の闇
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商品説明
安倍晋三元総理の銃撃事件を機に再び動き始めた旧統一協会(世界平和統一家庭連合)を巡る問題は、日本が抱えるさまざまな課題を浮き彫りにした。
銃撃犯・山上徹也を生んだ「宗教2世問題」、杜撰極まりなかった要人警護の在り方、不当な高額献金や悪質な勧誘に見て見ぬふりをした穴だらけの法規制、そして、結果として数多くの政治家が取り込まれていた「政治と宗教」の歪な関係など――。
1992年、芸能人や有名アスリートらが参加した国際合同結婚式が連日ワイドショーで報じられ、マインドコントロールによる勧誘や悪質な霊感商法が大きな社会問題となったにもかかわらず、なぜ、韓国発のカルト教団が日本社会のなかで今に至るまで存続できたのか?
その答えは30年前に遡る。
「オウムの次は統一協会だ……」
1990年代半ば、本書の著者の一人で、かつて『朝日ジャーナル』や『週刊文春』誌上で統一協会をテーマに批判記事を精力的に書いてきたジャーナリストの有田芳生氏にこう告げたのは、取材の過程で知己を得た公安の最高幹部だったという。
「当時、公安は統一教会をマークしていました。それにはいくつもの理由があります。(中略)なぜかマスコミではほとんど報じられていませんが、1969年、日本にあった統一教会の関連企業は、韓国にある教団系武器メーカーから殺傷能力のある空気散弾銃2500丁輸入し、この問題は国会でも取り上げられました」(有田氏)
公安の次なるターゲットが統一協会と聞いてから10年の月日が流れた2005年、有田氏が再び邂逅したその元幹部らに「(この10年間)何もありませんでした。今だから話せることを教えてください」と詰め寄ると、その元幹部は苦渋に満ちた表情でこう言葉を絞り出したという。
「政治の力があった……」
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驚きました
2023/04/28 22:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みらい - この投稿者のレビュー一覧を見る
統一教会が、こんなに深く政治に入り込んでいたとは、驚きました。知らぬ存ぜぬではなく、警戒をもって監視しなければならないと思いました。
感情的過ぎるアンチ家族連合の議論
2023/03/02 22:08
6人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
家族連合に対する憎悪が前面に出過ぎているので、毒々しい。少しでも自分達と意見が違うと「統一教会の回し者」に見えるようだが、「希望の共産党」がただ今行っている「わが党を批判するのは反共キャンペーンだ」というのとよく似ている。日本共産党を除名されても独善的な発想はぬけ切れないのだろう。「反日教団・統一教会が自民党を通じて日本を影から浸透して乗っ取ろうとしている!」とは「創価学会が日本を七つの鐘で乗っ取ろうとしている!」というアンチ創価学会が言っていた事を連想してしまった。それにオウムで統一教会が忘れられた、とあるが、銃砲店で資金稼ぎしていたにしろ、実際にサリンやVXを生成して「日本シャンバラ化計画」を実践していたオウム真理教の前では統一教会が影が薄くなってしまったのは彼らがよく知っているはずだ。