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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2023/03/10
- 出版社: 春風社
- サイズ:22cm/321,79,13p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-86110-865-5
- 国内送料無料
紙の本
戦間期チェコのモード記者ミレナ・イェセンスカーの仕事 〈個〉が衣装をつくる
著者 半田 幸子 (著)
戦間期チェコで、女性たちに新しいファッションやライフスタイルを啓蒙したモード記者、ミレナ・イェセンスカー。彼女の記事に関する基礎資料を掘り起こし、その仕事を中東欧メディア...
戦間期チェコのモード記者ミレナ・イェセンスカーの仕事 〈個〉が衣装をつくる
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商品説明
戦間期チェコで、女性たちに新しいファッションやライフスタイルを啓蒙したモード記者、ミレナ・イェセンスカー。彼女の記事に関する基礎資料を掘り起こし、その仕事を中東欧メディア史におけるモードの担い手として捉え直す。【「TRC MARC」の商品解説】
“カフカの恋人”として知られたミレナ・イェセンスカー。その文脈で語られる不遇なイメージからこれまであまり素顔を知られることがなかったが、彼女は激動の戦間期(1920-30年代)に国家アイデンティティの揺らぐ中欧チェコにおいて、生活主体としての女性たちに向けて新しいファッションやライフスタイルを啓蒙したモード記者であった。その信条は「シンプル」。多くの新聞や雑誌に載せた翻訳記事、執筆記事の収集・考察を通して、当時のジャーナリズムが人々の意識形成に果たした役割を明らかにするとともに、イェセンスカーとその仕事を、中欧メディア史におけるモードの担い手として位置づけ直す。巻末にイェセンスカーによる翻訳記事(306本)、執筆記事(1118本)目録を収載。【商品解説】
目次
- 序章 今日、イェセンスカーを論じる意義
- 第1節 本書の目的と意義:新たなミレナ像を求めて
- 第2節 これまでの研究と問題の所在
- 第3節 研究の方法
- 第4節 本書の構成
- 第1章 活動の背景:民族および女性の解放とそのメディア
- 第1節 前史:一九世紀から第一共和国前まで
- 第2節 一九二〇年代:国民国家形成期の女性向け雑誌
- 第3節 女性向け紙面の代表的なジャーナリスト
- 第2章 イェセンスカーの執筆活動
著者紹介
半田 幸子
- 略歴
- 半田幸子(はんだ・さちこ)
ノースアジア大学法学部専任講師。博士(国際文化)。専門は、中東欧メディア文化史/文化論、国際文化論、比較文化論、外国語教育。
2001年3月、東京外国語大学外国語学部ロシア・東欧課程チェコ語学科卒業。2020年9月、東北大学大学院国際文化研究科博士後期3年の課程修了。
大学卒業後、在チェコ日系企業で通訳、仙台徳洲看護専門学校非常勤講師(比較文化)、東北文化学園大学非常勤講師(英語)、宮城学院女子大学非常勤講師(英語)を経て現職。
著書に、『翻訳文学紀行 Ⅳ』(ことばのたび社、2022年、共著〈担当箇所:「新しい時代を生きる――チェコ語文学(チェコスロヴァキア)ミレナ・イェセンスカー「浴室、身体、そしてエレガンス」[他2編]」37-64頁〉)。
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