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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2023/03/17
- 出版社: 文学通信
- サイズ:22cm/503p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-909658-99-9
- 国内送料無料
紙の本
源氏物語夢見論
著者 笹生 美貴子 (著)
人は何故、夢を見るのか。「源氏物語」の登場人物の中で夢を見る者、夢を見られない者の性別や立場、夢に現れる者・動物・情景などに着目して分析。夢の不思議を多様な視点から解き明...
源氏物語夢見論
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商品説明
人は何故、夢を見るのか。「源氏物語」の登場人物の中で夢を見る者、夢を見られない者の性別や立場、夢に現れる者・動物・情景などに着目して分析。夢の不思議を多様な視点から解き明かし、魅力的な論を展開する。【「TRC MARC」の商品解説】
『源氏物語』の夢から何がわかるのか。物語の夢世界の在り方を解明しようとする。
光源氏と明石一族を取りまく夢の謎を中心に、物語の夢の特性を探る。明石一族と『源氏物語』周辺人物の夢との比較、その他の平安後期物語に見られる夢が描かれた場面も加えて総合的に分析し、古注釈や現代注釈の見解に加え、翻訳書(中国語訳)の解釈や注に書かれる見解も積極的取り入れ、読みを深める。『源氏物語』に見られる不可思議な夢(全二十四例)の解釈を中心とした、十七本の論考より成る。
推薦・久冨木原玲[愛知県立大学名誉教授]
「人は何故夢を見るのか。夢の不思議を物語の中に見出し、翻訳論などの多様な視点から解き明かして魅力的な論を展開する。「夢」を追い続け、「夢」に取り組み歩んできた著者の集大成の書である。」
【物語は虚構(フィクション)を語ることで人々の心を魅了し、作品の奥深くへと誘ってゆく。虚構を語ることで構成される物語の内部には、当時の者達の欲望や深層心理が色濃く反映されている。それがどのように物語に表されているのか。古代人は、夢にどのような価値観を抱き、どのように物語化してゆくのか。本書では、そうした物語なりの夢の特性を明らかにしてゆきたい。それにあたり、物語の登場人物の中で夢を見る者(夢主)・夢を見られない者の性別や立場、夢に現れる者・動物・情景などに着目し、分析を試みた。】……「序─『源氏物語』の夢から何がわかるのか─」より【商品解説】
目次
- 序章−『源氏物語』の夢から何がわかるのか−
- 本論に入る前に
- 第Ⅰ部 明石一族における夢の役割(1)−子出生の夢・夢実現の共同体意識の織りなす力学−
- 第一章 『源氏物語』を中心とした仮名文学における夢主の設定−子出生に関する夢を見る者達−
- はじめに
- 一 父・母・第三者が見る子出生に関する夢の特徴
- 二 『源氏物語』での源氏と明石入道の見た夢−包括される夢−
- 三 源氏と柏木の見た夢−密通による因果応報譚と猫の夢−
- 四 父が子出生に関する夢を見る意義
- 五 『源氏物語』での女性が見る夢の特徴
著者紹介
笹生 美貴子
- 略歴
- 〈笹生美貴子〉千葉県生まれ。大東文化大学東洋研究所兼任研究員、共立女子大学・恵泉女学園大学・大東文化大学・日本大学非常勤講師。
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