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紙の本
紀州怪談 (竹書房怪談文庫)
著者 田辺 青蛙 (著)
海と山に囲まれ様々な妖怪や不思議が息づく紀州・和歌山のご当地怪談集。印南町にきた行商人から買った肉を食べ…「旅商人の肉」、落ちていた分厚いアルバムの中身を見ると…「虫喰岩...
紀州怪談 (竹書房怪談文庫)
紀州怪談
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商品説明
海と山に囲まれ様々な妖怪や不思議が息づく紀州・和歌山のご当地怪談集。印南町にきた行商人から買った肉を食べ…「旅商人の肉」、落ちていた分厚いアルバムの中身を見ると…「虫喰岩」など怪異奇譚の数々を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
熊野、高野…神仏、妖かしが巣食う和歌山県のご当地怪談
「和歌山は妖怪の木乃伊が多いんだよ」各地に鴉天狗や人魚、雷獣が… (「人魚の思い出」より)
幼い頃、和歌山の古寺に住んでいた大叔父に連れられて見た人魚の木乃伊――。ホラー作家・田辺青蛙が、原体験から手繰り寄せた紀州・和歌山の怪異奇譚の数々!
・印南町にきた行商人から買った肉を食べ…「旅商人の肉」
・ある日突然、庭先に転がる何百もの蜜柑「みかんの神」
・瓶詰になった怪しい代物「妖怪を売る男」
・分厚いアルバムが落ちていて中身を見ると…「虫喰岩」
・登山道にあるたくさんの能面、そして現れた女が…「面の森」
そして、熊野街道を辿り紀南へ修行に来ていた陰陽師・安倍晴明の伝説とは!
海と山に囲まれ様々な妖怪や不思議が息づく和歌山、魅惑の裏ガイド!【商品解説】
海沿いの市街地から幽玄なる高野、熊野など紀州各地の本当に起きた怪異を『大阪怪談』の著者が語り尽くす、ご当地実話怪談和歌山県版【本の内容】
収録作品一覧
人魚の思い出 | 12−18 | |
---|---|---|
妖怪の瓶詰 | 19−22 | |
旅商人の肉 | 23−24 |
著者紹介
田辺 青蛙
- 略歴
- 田辺青蛙 (たなべ・せいあ)
『生き屏風』で日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。
著書に「大阪怪談」シリーズ、『関西怪談』『北海道怪談』『魂追い』『皐月鬼』『あめだま 青蛙モノノケ語り』『モルテンおいしいです^q^』『人魚の石』など。
共著に「京都怪談」「てのひら怪談」「恐怖通信 鳥肌ゾーン」各シリーズ、『怪しき我が家』『怪談実話FKB饗宴』『読書で離婚を考えた』など。
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紙の本
虚実のあわいがいい
2023/09/17 20:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しゅんじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっと『山怪』に似たテイスト。虚実のあわいを突くような、というか実話っぽくない実話感という感じが好み。紀州、という地域の選択も絶妙。何だろう、『新耳袋』とかとのテイストの違い。恐怖の要素の濃淡だろうか。ところどころに登場する叔父さんがいいな。こういう人になりたい。
紙の本
大叔父さん
2023/06/21 11:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:somaandsinko - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の子ども時代の記憶、体験に基づく不思議な話が
割合としては少ないですが特に印象に残りました。
全体に流れているのは都会の怖い話とは質の違う怖さ。
人ではないものに畏敬の念を持ち
共存していく土地の人の大らかさのようなものも感じられ、
読んで心がざわざわするというより、不思議と気持ちが落ち着くタイプの怪談集。
親戚の寺院とそこに住む大叔父さんのエピソードで
一冊読んでみたくなりました。